日本のビジネススーツに一石を投じる
ユナイテッドアローズのハイエンドなストアレーベル「ソブリン」は同社のメンズクロージングの中でも最高峰に位置づけされ、自社の研究機関と生産工場が一体となったモノづくりは、あらゆる場面に対応するメンズスーツの完成形ともいうべき優れた着用感と美しいフォルムの傑作スーツを作り上げた。
費用対効果の高い傑作定番スーツ
イタリアの品質を受け継いだ技術はそのままに、本社アトリエからの意向を汲み、仕上げられるソブリンのスーツ。
その確かなクオリティは、通年定番素材、そしてベーシックな色展開により、一過性のトレンドに左右されることなく長く着用することができる。
一流、その本質を究める真摯なモノづくり
自社の研究機関とイタリアの技術を継承する生産工場とが一体となったモノづくりにより、高品質を実現するための高い技術や精度を保ち続けている。
イタリア人の技術者が常駐し指導した巧みな技術
ソブリンのスーツは、アジアの中でも、確実にトップ3に入る技術力をもった国内工場で生産。しかも過去に同工場にはイタリア人が数年品質責任者として常駐して、スタッフの指導を行っていた。
日本国内にはイタリア人技術者が指導した工場は他にも数社存在するが、このように常駐して指導を行っていた工場は稀。これは高品質を実現するための優れた技術を伝え、その精度を変えずに継承するためだ。
また着用感とフォルムの美しさで定評のあるソブリンのスーツでは、生地、副資材、型紙、縫製の要素が高次元でバランスが取られているが、そのモノ作りには一切の妥協がない。例えば着用感の全てに係わる”芯据え”の作業では、イタリア人指導者から指導を受けた技術者が約30年にわたり作業を行っている。しかもそんなベテランであっても出来が悪い時には何度もやり直し、完成体に近づけるという徹底ぶり。
さらには自社にアトリエを構え、知識と経験豊富な専属スタッフが、パターンや副資材などあらゆる要素の研究・開発を行い、工場に縫製方法等の指示や依頼を出しているのだ。
このように自社の研究機関が生産工場に密につながり、一体となって生産を行う体制が傑作と呼ぶにふさわしいハイレベルな完成度を実現しているのだ。