

ポルシェデザイン
1919 クロノタイマー・フライバック ブラウン&レザー
徹底した機能追求が知的な男の色気を演出
名車ポルシェ911をデザインしたフェルディナント・アレキサンダー・ポルシェ教授が開設したポルシェデザインが、1972年の創業以来一貫して”機能美”の追求に邁進してきたことはご承知の通り。
バウハウスの影響を感じさせるソリッドな造形の「1919クロノタイマー」は、その哲学を最もストレートに体現したコレクションと言える。ダイヤル径をできるだけ大きく取り、あらゆる角度からの視認性を高めているのもポルシェデザインらしい。
こちらはその新作。ケースはチタン製にもかかわらずサテンとポリッシュとの仕上げ分けが明確になされ、見るからに高い工作精度の産物であることを主張する。実車ポルシェの内装カスタマイズで最も人気のダークブラウンを取り入れた文字盤&ラバーストラップとの相性も最高で、シックかつコンテンポラリーな雰囲気を高めている。
しかもムーブメントは、2017年6月に発表されたばかりの自社製フライバック・クロノグラフ「Werk01.200」。主要パーツをブラックで仕立てたこのムーブメントは高精度の証であるCOSC認定も取得。巻き上げのローターには加工が極めて難しいタングステンを用い、エネルギーの高効率化も図っている。
まさに隅々まで高度なエンジニアリングを感じさせる1本。袖口を理知的に彩る時計をお探しの方におすすめだ。
ポルシェデザイン 1919 クロノタイマー・フライバック ブラウン&レザーのディテールをチェック!(写真7枚)
ポルシェデザイン
1919 クロノタイマー・フライバック ブラウン&レザー
ケース径:42mm
ケース素材:チタニウム
ベルト素材:ブラウンカーフ
ムーブメント:自動巻き(Cal.Porsche Design WERK 01.200 フライバック・クロノグラフ)
価格:予価88万円
発売時期:2018年9月1日
お問い合わせ先:
ノーブルスタイリング Tel.03-6277-1604
http://noblestyling.com/brand/porschedesign/
撮影/小澤達也 文/吉田 巌(十万馬力)
※表示価格は税抜き