SALTでおっさんキラーなアナログショップ発見
話題の”SALT”を探索!(写真6枚)
さて、いつもカラカウア通りばかり歩いていても仕方がないので、昨年辺りから注目されている再開発地区にある話題の”SALT”を訪れることに。元々は倉庫街のカカアコ地区。ちょい昔のニューヨークならミートパッキングディストリクトのような感じ? まあ、あそこまでセレブが集まってはいないけど、ホットなエリアと言っていいと思う。
鉄骨がむき出しになった外観。でも無骨すぎないのはセンスのよいカラフルな塗装やあちこちに掲げられているアートゆえ。ユニークなショップも入っていて、男心をくすぐるショップを発見した。まずはビンテージカメラを扱う”treehouse”。広い店内には懐かしいポラロイドや二眼レフの名機がズラリと並ぶ。写真集やカメラ周りのアクセサリーなんかもあり、見ているだけで楽しい。もちろんフィルムも売っているので、その場でカメラを買ってすぐに撮影可。撮影もしないのに思わず買いそうになる。
次にまたもやアナログ志向で”Hungry Ear”というレコード屋。ああ、こんな2店を出すなんて、自分に昔を懐かしむおっさん臭が漂うなあ。でも、こういう感じ、MEN’S EX ONLINEの読者諸賢もきっとお好きでしょう? ここ、かなり楽しい。日本の中古レコード屋って、地下にあったりしてちょっと暗くて湿度高いイメージがあるが、ここにはそんな感じがまったくない。広い店内にきらめく陽光が差し込み、のびのびと探せる。こういうところは誰かと一緒だと気を遣って、見たい気持ちもそこそこに慌ただしく過ごすことになる。こういうときこそ、「おひとり様、バンザイ!」って言いたくなる。「プレイヤーを処分してしまったから、レコード買っても仕方ないけど昔のアルバムのジャケットだけでも欲しい」とわりと本気で探した。