単色の着こなしは一見地味なようだが、あえて多色を使わないところに抑制の美がある。ゴルフコスプレになっている人が多いなか、こんなミニマルスタイルこそ、グリーン映えして究極のお洒落に映るはずだ。
明色に墨を垂らしたような渋色は、日本の伝統色にも見られるとおり、日本人に似合う色。ミドルエイジの白髪混じりの頭や肌にも馴染みやすく、等身大の魅力を引き出す。特にパンツを渋派手にするとイメチェン効果大で、次元の違うお洒落に。無難な全身黒のコーデや白パン族と差をつけるならこれだ。
渋派手色のワントーンコーディネート実例(写真3枚)
[MEN’S EX 2018年4月号の記事を再構成]
撮影/島本一男 スタイリング/森岡 弘(GLOVE) 文/間中美希子
※表示価格は税抜き