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まとめ
「チーム青柳」の記念すべき初ツーリングを振り返って思うこと

次の日は、もともと雨が降って走れなかった場合の予備日と考えていたため、チームは自由行動。市内のショップを巡ったり、熊本城や水前寺公園を観光したりとそれぞれゆっくり過ごすことになりました。私もそのつもりでしたが、溜まっていた原稿(ツーリングの疲れとその後のお酒で連日ホテルに戻ると倒れるように爆睡)を電話で催促されてしまい、日中はホテルでせっせと執筆。その分、仕事が終わった後の飲食やらお土産購入やらで、熊本復興の一助となるよう精一杯の散財をさせていただいたことをここにご報告しておきます。

シャワー通り
からしレンコン
吉田巌氏
ハム
熊本ラーメン
くまもんのりたまご
がんばろう熊本

 こうして振り返ると、改めて素晴らしい”バイク旅”ができたように感じています。端的に申して、熊本には心が洗われる景色と道があり、美味しい食もある。さすが昔から北海道と並ぶライダーの聖地とされているだけありました。
 まだまだ震災復興の途中ですから、空気を読まないとんだ闖入者となってしまわないかということを一番心配していましたが、出会った熊本の皆さん(お店の人も施設の人も途中で道を尋ねた人も)は、一様に我々オヤジライダーをあたたかくむかえてくださいました。おこがましいかもしれませんが、復興を祈る気持ちさえ携えていれば、シンプルにツーリングを楽しんでいいんだと思いました。青柳さんの言う通り、それが結果として熊本を応援することに繋がるんじゃないかと。
 このツーリングレポートで少しでも多くの方が熊本ツーリングに興味を持っていただければ嬉しいです。我々のように現地でバイクをレンタルする方法をとれば、熊本はけっして遠くありません。走りやすい道ばかりですから、初心者やリターンライダー、あるいは奥様とのタンデムツーリングもまったく問題ないと思います。
 ちなみにツーリングライダーには、他のライダーとすれ違う際、ピースサインを送り合って挨拶する習わしがあります。ただ最近はすっかり廃れてしまったようで、関東周辺のツーリングスポットでそんなことをしたら、ちょっと恥ずかしかったりもします。しかし阿蘇や天草では、ライダー同士がごく自然にピースサインを送り合っていました。こんなところからも、ここはすべてのライダーを高揚させる特別な地なんだなぁと実感。せっかくバイクの免許を持っているのでしたら、あなたもぜひ熊本へ。ピース!

吉田 巌ピース
写真/青柳光則、長谷川 剛、吉田 巌(十万馬力)
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