
MEN’S EX編集長
大野 陽
仕事柄、フォーマルな場が多くなってきた四十代。単にいいスーツを着ているというだけではなく、大人の自己主張が必要な年代に突入。
大野 今日はいつもと趣向を変え、ブティックに来ましたが?
藤村 実はここで、ハレの場に出る機会も多い大野さんに、グローバルスタンダードを伝授させていただこうかと思いまして。
大野 と言うと?
藤村 パーティなどで外国の偉い方とも接するかと思いますが、その時に日本人が忘れがちなことがひとつあるんですよ。
大野 ドレスコードはきちんと守っているつもりですけどね。
藤村 もちろん、今日も素敵なスーツですし。でも、自分を印象づける香りを忘れてません?
大野 ああ、スピーチとかジョークとかは用意していますが、香りはつけていないことも……。
藤村 欧米人はその辺りが巧みです。嗅覚は相手にアピールする上で、非常に有効ですから。
大野 なるほど、それでディオールのブティックなんですね。
藤村 往年の名作「ファーレンハイト」や「オー ソバージュ」、そして「ディオール オム」の最新作まで一度に試せ、無料でカウンセリングまで受けられます。
大野 たくさんあって迷うなあ。
藤村 そこで今回はフレグランス スペシャリストの松村和幸さんにお手伝い願います。松村 早速ですが、大野さんの香りのお好みは?
大野 さっぱりしていて、清潔感のあるものですかねえ。
藤村 日本人らしい(笑)松村 では、この3つを。
大野 おお、どれもいいなあ。特にこの右端が今の気分。松村 それは「コローニュ ロワイヤル」という18世紀の王宮をイメージした香りです。
藤村 柑橘系の爽やかさの中にウッドの気品もありますね。
大野 スーツにも、カジュアルにも使えそう。松村 ダンディさと軽やかさが大野さんのイメージによくお似合いだと思います。
藤村 お、大野さんの香りが決まったようですね。
大野 これでパーティも万全!
専門カウンセラーが似合う香りを診断!


見た目に惑わされることなく判断できるよう、カウンセリングはすべて同じボトルで行われる。フレグランス スペシャリストの質問に答えていくことによって、自分でも気づかなかった好みの香りの傾向や、なりたい理想像が次第に明らかになっていくのが面白い。数種に絞り込まれた香りの変化をゆっくりと楽しみながら、最適な自分の1本を決めるという贅沢な時間を体験!
ディオール DIOR
2010年に誕生した「ラ コレクシオンプリヴェ クリスチャン ディオール」。調香師フランソワ・ドゥマシーが自ら材料の選択を行い、芸術性の高さは世界的な評価を獲得。上述の「コローニュ ロワイヤル」も含まれ、全12種。表参道ブティック、新宿伊勢丹フレグランスカウンターで販売。各125? 各3万1500円(パルファン・クリスチャン・ディオール)
SHOP DATA
ディオール パフューム&ビューティ表参道 ブティック
東京都渋谷区神宮前4-12-10 表参道ヒルズ本館1階 E-107
TEL.03-6455-4341
11時〜20時 不定休
