ロジカルタイプには期限を決めて提案を出させる
<ロジカルタイプ>
自分が100%納得できないと前に進めないタイプです。
「もし、このやり方で納得できないなら自分が納得できる提案をしてほしい。しかし、そのやり方に私が納得できなかったら意味が無いから期限に間に合うようにちゃんとした提案が欲しい。それができないなら、まずはやってみて何に問題があるのかを事実として出してほしい。とにかく考えているだけで実行に移さないと何も結果は生まれないよ」
探求心や学習欲求はあるので、自分の提案を持ってきてと言われると意欲は増します。ただし、期限を定めないと提案を作ることが目的になってしまいます。まずは70%主義で良いので実行に移して検証する働きかけも必要です。
「提案を出します」と言えば、かなり前向きに取り組むと思いますが、単なる逃げの姿勢の場合は、何も言えなくなり実行に移すでしょう。
口ばかり達者で、色々と意見を言う人は、ポジティブ(プラス)な側面とネガティブ(マイナス)な側面があります。
ポジティブな場合は、学生時代から優秀で自分に自信を持っていて、自分がコントロールしたいという気持ちや、納得しないと動けないという気持ちから来ている場合です。
その場合は、こちらが何を言っても聞かないでしょうから、「だったらやってみて結果を出して欲しい」と任せるのも良いでしょう。
もちろん、上手く行けば本人の主体性や責任感は強くなりますし、失敗しても自分の力量の無さや視野の狭さを実感するので勉強になるでしょう。
ネガティブな場合は、自己保身や逃げの姿勢から来るものです。その姿勢をしていると自分に取って不利になるという痛みに訴求すると、何も言えなくなります。
相手のキャラを見きわめて接することで、口だけ達者な部下の行動だって変わりますよ!