
アメリカン・トラッドの聖地「ブルックス ブラザーズ」マディソン本店を表敬訪問!

アメリカ・ニューヨークといえば、「アメトラ」の生みの親ともいえるブルックス ブラザーズの存在を忘れるわけにはいかない。とくに今年2018年は、1818年の創立から創業200周年というアニバーサリーイヤー。1月のピッティ・ウォモでは、その記念すべき年のイベントのスタートとして、スペシャルショーを行ったことも記憶に新しい。

1818年に開かれたマンハッタンの小さな衣料品店は、徐々に知名度を上げ、「既製のスーツ」を1949年に販売すると、瞬く間に世間のビジネスマンの救世主となった。そして今では、アメリカの歴代大統領45人のうち40人が顧客に名を連ねるという圧倒的な支持率で、政界の要人やハリウッドのセレブリティたちをも虜にしている。それは、No.1サックスーツやNo.1ストライプのネクタイに代表される「ブルックス ブラザーズらしさ」のアイテムを決して失うことなく、それでいて、たとえば最近のアンコンスーツ「リージェント」や21世紀に登場させた機能スーツ「ブルックスクラウド」のように、時代時代によって進化を続ける姿勢を失わないからだろう。