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3代目CLSのボディデザイン(写真2枚)

新型のエクステリアデザインはプレスラインやエッジなどを極力省いたシンプルなものになった。フロントまわりはサメの尖った鼻先をモチーフにしたというが、たしかに斜め前方の低い位置から眺めてみると、サメに似ているように見える。

この新型CLSのデザインは、新世代のメルセデスのデザイン言語が初めて用いられたものであり、日本でも近日登場予定の新型Aクラスなどもこの流れを汲んでいる。意図的にプレスラインの数なども減らされているだけに、最初は少し物足りないような気もしたけれど、しばらく時間をともにすごしていると自然と馴染んできた。

車内に乗り込むと、パフュームアトマイザーのいい香りがする。これはCLSに限らずグローブボックス内に装着するいわゆる車内用の香水だが、近年は自動車各社でもこうした車内の香りなどの効果に関する研究も進んでおり、とてもリラックスできるものが多い。ちなみにメルセデスでは7種類の香りを用意している。

カーナビとメーターパネル
2枚の12.3インチワイドモニターを組み合わせ、カーナビとメーターパネルを表示させるデザインを採用。操作はジョグダイヤル付きのコマンドシステムやステアリングに配されたボタン類などで行う。慣れれば病みつきになる便利さだ。

インパネの中央には12.3インチのディスプレイを配し、その下側にはダッシュボードからドアに至るまで乗員を囲むようにカーブしたグレーのウッドパネルが張り巡らされている。その真中に4つ、左右に2つ、計6つが配されたエアアウトレットにはアンビエントライトが仕込まれており、妖しく光っている。その種類はなんと64色、さらにエアコンの温度を上げると赤く、下げると青く光るギミックまでも用意されている。

近年のメルセデス・ベンツにしてはグレード数は少なめで、ディーゼルエンジンを搭載したCLS 220 d Sports(799万円)とCLS 450 4MATIC Sports(1038万円)の2種類となる。

近年のメルセデス・ベンツにしてはグレード数は少なめで、ディーゼルエンジンを搭載したCLS 220 d Sports(799万円)とCLS 450 4MATIC Sports(1038万円)の2種類となる。

これまではフロント2名、リア2名の4人乗りだったが、新型モデルから5人乗りに。シートの仕立ての良さ、快適性共にEクラス譲り。ヘッドクリアランスはセダンに比べれば狭めだが、快適度はしっかりと守られているあたりがメルセデス・ベンツらしい。

これまではフロント2名、リア2名の4人乗りだったが、新型モデルから5人乗りに。シートの仕立ての良さ、快適性共にEクラス譲り。ヘッドクリアランスはセダンに比べれば狭めだが、快適度はしっかりと守られているあたりがメルセデス・ベンツらしい。

試乗したのは3?の直列6気筒ターボエンジンにリチウムインバッテリーを組み合わせたCLS 450 4MATIC SPORTS 。367psながら燃焼消費率は11.9km/?という、十分実用的な数字となっている。

試乗したのは3?の直列6気筒ターボエンジンにリチウムインバッテリーを組み合わせたCLS 450 4MATIC SPORTS 。367psながら燃焼消費率は11.9km/?という、十分実用的な数字となっている。

エンジンとトランスミッションの間にモーター・ジェネレーターを搭載し、高いエネルギー回生とパワーアシストを実現する「ISG」を搭載したCLS 450 4MATIC SPORTS。その新しく力強い走りからはメルセデス・ベンツの高い技術力が感じられる。

エンジンとトランスミッションの間にモーター・ジェネレーターを搭載し、高いエネルギー回生とパワーアシストを実現する「ISG」を搭載したCLS 450 4MATIC SPORTS。その新しく力強い走りからはメルセデス・ベンツの高い技術力が感じられる。

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