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試乗した「ベントレー ベンテイガV8」をチェック(写真3枚)

実際、ベンテイガV8の走りは非常に軽快だ。エンジンは鋭く吹け上がる一方で低回転域からトルキーで、大柄な体躯をモノともせずに俊敏なダッシュを披露する。レスポンスも小気味良く、右足の動きに即応して、すぐさま望むだけの加速を得ることができる。8速ATの機を見るに敏で且つスムーズな変速ぶりも、この走りにひと役買っている。

フットワークも、やはり同様にクルマとの一体感を強く感じさせる。W12に較べて軽いエンジン重量が効いていて、それこそ交差点ひとつ曲がるような場面でも、意のままになる感覚を、より強く感じられるのである。

イギリスの道は幹線道路であっても、それほど道幅が広くないカントリーロードが多い。地形には起伏があり、左右に曲がるコーナーが連続する区間も少なくないのだ。そして左右を見渡せば、牛や羊がこっちを見ていたりして……。

ベンテイガの豪華な作りに舌鼓!(写真3枚)

そんな中では全長5メートルを優に超え、全幅も2メートルに迫るSUVは大いに持て余しそうなものだが、ベンテイガの軽快なハンドリング、そしてアクセルレスポンスは、こうした場面でもクルマを難無く狙ったラインに乗せられて、とても走らせやすかった。ベントレーが手掛ければ、ラグジュアリーSUVもやはり紛れもないドライバーズカーになるのだ。

様々なバリエーションのベンテイガが用意された今回のショートトリップ。

様々なバリエーションのベンテイガが用意された今回のショートトリップ。

試乗したのはV8モデルで日本での価格は1994万8000円となる。W12モデルは2739万円。

試乗したのはV8モデルで日本での価格は1994万8000円となる。W12モデルは2739万円。

最高のSUVでありながら、GTマシンと同等以上のドライバーズマシンでもあるベンテイガ。

最高のSUVでありながら、GTマシンと同等以上のドライバーズマシンでもあるベンテイガ。

先日の工場見学で作られる工程を見ているだけに、その装備の豪華な作りにひたすら舌鼓を打つ。

先日の工場見学で作られる工程を見ているだけに、その装備の豪華な作りにひたすら舌鼓を打つ。

コッツウォルズという田園地帯にあるEllenborough Park Hotel。日本ではなかなか楽しめないクロッケーなどをして優雅な時間を過ごした。

コッツウォルズという田園地帯にあるEllenborough Park Hotel。日本ではなかなか楽しめないクロッケーなどをして優雅な時間を過ごした。

こちらは英国に受け継がれているクラシックシェービングが受けられるPankhurstというグルーミングハウス。ベントレーとの関係も深く、椅子にはベントレーのエンブレムが。

こちらは英国に受け継がれているクラシックシェービングが受けられるPankhurstというグルーミングハウス。ベントレーとの関係も深く、椅子にはベントレーのエンブレムが。

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