日々進化を続けるトレーニングの世界。その中でも今、トップアスリートたちが競うようにして取組んでいるメソッドがある。それが身体の内なるパワーを引き出す「体幹」トレーニングだ。TV・雑誌で活躍する人気プロゴルファー深堀圭一郎氏の著書『実戦力がつく! 深堀式 体幹トレーニング』から、体幹トレーニングの有用性とトレーニングメニューの一部を連載で紹介する。
第5回は、お腹を中心にした「上半身を鍛える体幹トレーニング」。ゴルフにおいて、上半身は捻転の力を生み出し、さらにその力をクラブへと伝える重要箇所。7つのメニューで捻転パワーを最大化しよう。
上半身の体幹トレーニング01:チョップキープ
回数の目安
左右20回ずつ × 1セット
上体を左右にひねりながら腹斜筋を鍛える。基本の静止トレーニング(ドローイン)とセットで行うことで、さらに効果が高まる。
上半身の体幹トレーニング02:クロスタッチ
回数の目安
左右15回ずつ × 1セット
対角線上の手と足をタッチして、上体をひねることで腹部を鍛えながら、全身の筋肉との連動性も高めることができる。
上半身の体幹トレーニング03:フロントシングルレッグレイズ
回数の目安
「3」を左右15秒ずつキープ × 1セット
背骨を中心とした軸を意識して足を上げる静止運動。お腹〜体幹部を使いつつ、上腕部との連携を高めていく。