
これまでも何度かご紹介してきたが、柄モノどうしを合わせるときは「ピッチずらし」の法則を覚えておこう。例えば写真のネクタイのように、やや間隔広めの小紋柄ネクタイに、ストライプのシャツを合わせるときはどうしたらいいか? ここでネクタイと等間隔くらいのピッチのストライプシャツをもってくると、視覚的にうるさい印象になってしまう。なので、シャツは思い切り間隔が狭いものをもってくると、視覚的に心地よいバランスになる。襟だけが白いタブカラーのクレリックにすると、襟の部分がキリリと浮き立って、力強く、また堅実な印象も醸し出すことができる。(2018年5月号掲載)
スーツ・ジャケット:ブリッラ ペル イル グストシャツ:ユニバーサル ランゲージ
タイ:ユニバーサル ランゲージ