夏きもの入門!「和装にもドレスコードがあります」【男磨きのHow much?】

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男磨きのHow much?

 洋服の着こなしは得意でも和装となるとさっぱり・・・という方は多いだろう。しかし、国際ビジネスパーソンには、自国文化の理解は必須教養のひとつ。和装への理解を深めることで、和も洋もこなせる奥行きある男を目指したい。

夏きもの入門
右:イラストレーター・ソリマチアキラさん 左:銀座もとじ 二代目店主・泉二啓太さん
浴衣としても使える夏きものは入門に最適。 7、8月は清涼感のある麻(写真は小千谷縮)がおすすめ。博多織の帯は上品な絹素材のもの。夏のきもの(麻)9万8000円(仕立て上がり価格)、帯1万9800円、下駄5400円(以上税込)(銀座もとじ 男のきもの)

「きものは様々なルールがあり難しいと思われがちですが、夏こそぜひ挑戦して欲しい季節。夏きものは色柄など適度に遊べ、麻や綿などお手入れしやすい素材が多いのも魅力。今回お召しいただいた小千谷縮は浴衣としてだけでなく、襦袢を下に挟めば夏きものとしても着られおすすめです」(銀座もとじ 二代目店主・泉二啓太さん)

「きものは夏に浴衣を、お正月など改まった機会にたまに着るぐらいで、暑いときか寒いときに着るものしか持っていませんでした。浴衣としてもきものとしても着られるものなら、着ていくシーンやTPOに合わせて着回せるので、ワードローブの一つに加えやすいですね。きものの懐の深さを実感しました」(イラストレーター・ソリマチアキラさん)

きもののTPO 1:「歌舞伎座鑑賞」

夏きもの入門

失礼のない着流しで

きものを着馴れない人にとって、夏の歌舞伎鑑賞はもってこいだ。「納涼の季節の歌舞伎は着流しぐらいのリラックスした格好でも足を運びやすいですね」(和塾 理事長・田中康嗣さん、写真右)

洋服のドレスコードでいえば・・・「上品カジュアルスタイル」に相当

夏きもの入門
夏きもの入門

「浴衣も襦袢と足袋を加えれば上品カジュアルな着こなしが可能です」(泉二さん)。訪れる場所やシーンによりTPOを意識して着分けたい。夏きもの、帯は右ページと同じ。襦袢7万9800円、草履8万3500円、足袋5400円(以上銀座もとじ 男のきもの)※価格は全て税込

2024

VOL.341

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