自分の理想を叶える香水をカウンセリングで発見【男磨きのHow much?】

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男磨きのHow much?


 「香水は感覚に訴えかけるノンバーバル(=非言語)コミュニケーションです」と語るのはフレグランスアドバイザーのMAHOさん。

我々ビジネスマンにとって重要な他者との関係。特に嗅覚は大脳でもより原始的な部分に直接、訴えかけると言われ、香りの印象で人としての評価まで左右されてしまう。悪臭を漂わせるのは論外だが、いい香りを纏うことでコミュニケーションが良くなるとしたら、これを積極的に使わない手はない。

フレグランス

MAHOさん

フレグランス・デオドラントアドバイザー。外資系香水メーカーや関連会社勤務を経て、500種以上の香水と天然・合成香料が揃う「プライベート トワレ」を運営。

プライベートトワレ

その人に似合う最適な香りを見つけられる「パーソナル フレグランス セレクト」(120分)はチューブサンプルのお土産3本付き。ブラインドで香りを楽しむ「香水テイスティング倶楽部」(60分、6500円)も人気。 東京都品川区東五反田2丁目 営業時間:平日13時〜20時30分、土曜・日曜11時〜19時 完全予約制 http://private-toilette.com/

「一般に女性の方が男性より嗅覚が鋭く、いい香りのする男性はすぐに認識するんです」とMAHOさんは語る。

部下に同僚、上司と周りに女性が多い人は、より気を配るべき。また、香りがアイデンティティと結びついている欧米人の男性と渡り合うグローバルな環境なら、ことさら香りの効果を見逃せないはずだ。

このように香りの重要性がわかったところで、自分に似合う香り選びとなるわけだが、これが案外難しい。そこで、プロのカウンセリングで最適な香りを提案してもらうのがいいだろう。

ユニークなのはカウンセリングの初期の段階ではブランドをあえて明かさないこと。これは特定のブランドに持つ固定観念から香り自体に集中できないという理論から。「ブラインドで絞り込むことで本当に求めるものが見つかります。自分でも意外な発見があったというお客様が多いですね」。

なんとなく若い頃の香水を惰性でつけていたという人は、今の自分に合った香りへアップデートする時期に来ているだろう。それが円滑な人間関係をも生むことに繋がるのだから。

ちなみに、効果的に香らせてイメージアップを図るなら・・・

香りはなりたい自分を巧みに演出できるツール

人の感性と結びつくものだから、香りで「貫禄を出したい」「若々しく見られたい」など印象を簡単に操作できる。香調の特性を知れば、公私ともに強い味方になってくれる。香りを制すれば、人を制すのだ。

できるビジネスマンは自分の定番を持っている

欧米ではケアの最後に香水を纏うのはごく自然なこと。若い頃から親しんでいるから自分に似合う定番の香りを持っており、それが人となりや社会的なステータスとも結びついている。まだ、そこまで到達していないなら定番を見つけることから始めよう。

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