電動化が切り拓く新章。ポルシェ最強SUV「カイエン エレクトリック」登場

bool(false)
カイエン エレクトリック

速さ・快適・使い勝手を電動で再定義する、ポルシェ最新の実力

ポルシェが築いてきたスポーツDNAが、フルサイズSUVの電動化によって新たな局面を迎えた。2025年11月に予約受注が始まった新型「カイエン エレクトリック」(1335万円)と「カイエン ターボ エレクトリック」(2101万円)は、ブランド史上もっともパワフルな市販モデルであると同時に、ポルシェらしい多用途性と日常性能を高次元で両立した最新の“スポーツラグジュアリーSUV”だ。

ターボ エレクトリックが発揮する最高出力は 1156ps。0→100km/h 2.5秒、最高速度 260km/h。ローンチコントロール時には最大トルク1500Nmを解き放ち、SUVの領域を超えたパフォーマンスを示す。一方のカイエン エレクトリックも0→100km/h 4.8秒と、日常域での鋭いレスポンスが際立つ。最大 600kW の回生システムはフォーミュラEと同等で、ブレーキ操作の約97%をモーターのみでこなす点もユニークだ。

新開発の 113kWh 高電圧バッテリーは、800Vアーキテクチャーによって最大 400kW の急速充電を可能とし、10分で300km超の走行分を回復できる。航続距離は最大 642km(WLTP)。加えて、ポルシェ初となる 11kWのワイヤレス充電に対応し、日々の扱いやすさを飛躍させた。

エクステリアは“進化したポルシェ”を明確に語る。スリムなマトリックスLEDを備えた低いボンネット、象徴的なフライライン、立体的なサイドスカートが、電動SUVに新たな緊張感を刻む。Cd値 0.25 の空力性能とアクティブエアロの制御が、高速巡航での効率と安定性を支える。

室内は後席の快適性を高めるホイールベース延長に加え、ARヘッドアップディスプレイや有機EL“フローディスプレイ”がつくり出す最新のデジタル空間が魅力だ。781~1,588Lの荷室、90Lのフロントラゲッジ、そして多彩なカスタマイズにより、用途も個性も大きく広がった。

ポルシェは電動化を“選択肢の拡大”と位置づけ、内燃エンジンやハイブリッドも継続展開。電動パワートレインはあくまで新たな選択肢のひとつであり、今後も内燃エンジンとハイブリッドをカイエンのラインナップとして並行展開するという。電動、ハイブリッド、ICE、すべてのパワートレインを同じ舞台に用意し、ユーザーが理想の一台を自ら選べる未来。それこそが、ポルシェが次の時代に掲げる価値観である。

ポルシェジャパン

https://www.porsche.com/japan/jp/

ポルシェコンタクト
0120-846-911

2025

VOL.348

  1. 1
SmartNews
ビジネスの装いルール完全BOOK
  • Facebook
  • X
  • Instagram
  • YouTube
  • Facebook
  • X
  • Instagram
  • YouTube
pagetop