京都から東京までの約1000kmを3台のプロサングエが走破

フェラーリジャパンは7月上旬に、京都から東京までの約1000kmを4日間にわたって走破する「フェラーリ・プロサングエ・ジャパン・グランドツアー」を実施した。このツアーは、かつてヨーロッパの貴族や文芸作家たちが主にイタリアを目的地として行った「グランドツアー」の精神を現代の日本で体現したものだという。

フェラーリの4ドア4シーターモデルであるプロサングエが3台参加した本ツアー。京都を皮切りに、琵琶湖や千里浜なぎさドライブウェイ、白川郷、そして富士五湖や箱根といった名所を辿り、日本のクルマ文化の新たな発信場所である大黒パーキングを経由して東京へ向かうというもの。

海外から参加したジャーナリストたちは、京都に始まった自然や歴史に包まれた景色から一転して近代的な様相となった車窓からの風景に驚いたという。また、プロサングエは、山岳路／海岸線／高速道路／都市部など多様なルートのすべてで、卓越した走行性能と快適性を存分に発揮した。

このツアーによって、プロサングエが単なるハイパフォーマンスカーだけでなく、最新の文化や芸術、伝統と自然を愛する人々にとって理想的な旅の伴侶であることを再確認できたという。このグランドツアーは、フェラーリの革新的技術と日本の魅力が融合する稀有な機会となったとともに、プロサングエの魅力を余すところなく伝えることに成功したといえる。