国内最大の売り場面積を誇るフラッグシップ ブティックの全容
2024年4月、東京の銀座中央通りにロレックスの新たなブティックがオープンした。銀座という場所にふさわしく、伝統とモダニティが共存するラグジュアリーな空間は4フロア、1,000平方メートルを超え、国内最大の売り場面積を誇る。
空間のデザインは、ロレックスのブランド アイデンティティからインスピレーションを得たもの。外壁のダイナミックなパターンは、ロレックス ウォッチの最もアイコニックな要素のひとつであるフルーテッドベゼルを想起させる。また、隙間から覗く深いロレックス グリーンも印象的だ。
1階のレセプションフロアでは、カウンターの緩やかな曲線とシーリングライトのエレガントなラインが、ロレックスのタイムピースを引き立てる居心地の良さを演出。さらに奥に進むと、ロレックスの世界観を表現した映像が大型スクリーンに映し出されるイマーシブな空間が広がっている。
2階には深いロレックス グリーンのバーカウンターがあり、壁面にはロレックスの世界観を体現し、それぞれの時計の個性を伝えるアーティスティックなパネルが並ぶ。
広々とした3階のフロアは、西陣織のファブリックと漆塗りのような質感など日本の伝統的な職人技と美意識からインスピレーションを得たデザインとなっている。
地下のフロアには、最先端の設備を備えたワークショップが併設され、ブランドの卓越したクラフツマンシップを感じることができる。また、ロレックス独自の高度なトレーニングを受けた技術者にアフターサービスの相談をすることが可能だ。
ロレックス×アート、一日限りの特別なイベントを開催
ロレックスのフラッグシップ ブティック、レキシア 銀座本店のオープンを記念して東京都庭園美術館で開催されたのが、1日限りのアートイベント「PERPETUAL MOMENT - 自然の中の時間-」だ。
会場となった東京都庭園美術館は朝香宮鳩彦王の自邸として1933年に建てられたアールデコ様式の歴史ある建造物であり、国の重要文化財に指定されている。イベントはその緑豊かな西洋庭園の中で展開された。イベントのホストを務めたのは、スイス連邦工科大学ローザンヌ校のロレックスラーニングセンターを手掛け、ロレックスの様々な活動においても深い関わりがある、東京都庭園美術館館長で建築家の妹島和世氏。
当日は西洋庭園にて妹島和世氏監修によるこの日限りのパビリオン、名和晃平氏・目/mé・小牟田悠介氏 による過去・現在・未来をテーマとしたアートインスタレーションが展示された。
そして、その制作背景について各アーティストが語るシンポジウムや原摩利彦氏らによるサウンド・インスタレーション、建築家のEnric Mirallese and Benedetta Tagliabue の家具が展示されるなど、アートを通じて「パーペチュアル(永続性)」を感じることができる一日となった。
ロレックス ブティック
レキシア 銀座本店
住所:東京都中央区銀座3-5-4