2023年の新作
パイロット&ミリタリー・ウォッチ
このところの時計トレンドのひとつが、原点回帰。かつてパイロットやミリタリー・ウォッチとして活躍した傑作モデルの数々が、今再び復刻されている。ミリタリーウォッチならでの実用性の高さも魅力だ。
BREGUET(ブレゲ)
タイプ 20 2057 ミリタリーバージョン
生産終了となり復活を望む声が多かったブレゲのパイロット・クロノ「タイプXX」から待望の後継機が登場。モデル名の「タイプ 20」は、フランス航空技術局が、初代モデル開発時に与えていたコードネームに由来する。新型のキャリバー7281搭載。自動巻き。ケース径42mm。SSケース。NATOとアリゲーターの2種のストラップが付く。258万5000円(ブレゲ ブティック銀座)
PANERAI(パネライ)
ラジオミール オットジョルニ
ケース全体にPVD加工を施し、職人の手作業による研磨で使い込んだようなエイジング加工に。グラデーションカラーの文字盤がヴィンテージの味わいを醸し出している。オットジョルニとはイタリア語で8日間のことで、8日間のロングパワーリザーブを誇る。手巻き。ケース径45mm。スチールケース。カーフストラップ。129万3600円(オフィチーネ パネライ)
LONGINES(ロンジン)
ロンジン スピリットフライバック
1925年、ロンジンによって開発され1936年に初めて特許を取得した「フライバック機構」が新作でカムバック。往年のパイロット・クロノグラフを規範とする一方、回転ベゼルをセラミックにするなど、古典とモダンが共存する。シリコン製ひげゼンマイ搭載でCOSC認定の高精度。自動巻き。ケース径42mm。SSケース&ブレスレット。71万600円(ロンジン)
ORIS(オリス)
プロパイロット アルティメーター
2014年にオリスが世界で初めて実現した「機械式高度計」と「自動巻き機構」の融合モデルに新モデルが加わった。ケースの素材はカーボンファイバー。これまでの成形技術とは異なり、3Dプリント技術を駆使することで超精密加工が可能に。自動巻き。ケース径47mm。カーボンファイバーケース。テキスタイルストラップ。99万円(オリスジャパン)
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[MEN’S EX Winter 2024の記事を再構成]
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