色の拾い方を工夫すれば一段とお洒落度UP
夏の色文字盤着こなしテクニック

夏に登板率が高くなるSSブレスやダイバーズウォッチ。近年増えているカラー文字盤は夏に映えていいが、その色合わせは簡単なようで意外に難しい。時計を引き立て、全体のバランスをお洒落に見せるコツをレクチャー。

【Bordeaux】

［Coordinate Point］
ドレス度の高いレベルソも、ボルドーカラーでファブリックベルトなら少しカジュアルにも使える。ブラウン系サマーツイードJKに時計の色を拾ったボルドー系ペイズリータイで洒脱な印象に。

JAEGER-LECOULTRE（ジャガー・ルクルト）
レベルソ・トリビュート・スモールセコンド

薄型レベルソのトリビュートが新装
深いバーガンディは、カラーラッカーを4層に塗布し、さらに半透明のラッカーを20層も重ね塗りすることで実現している。手巻き。ケース45.6×27.4mm。18KPGケース。カーフストラップ（キャンバスストラップ付属）。332万2000円（ジャガー・ルクルト）

【Brown】

［Coordinate Point］
フェイスもベゼルもベルトもモカブラウンなダイバーズ時計は、ジャケットをライトベージュにするとトーンが合いながらも手元の時計が引き立つ。インのニットは濃色にしてメリハリを。

EBERHARD（エベラール）
スカフォグラフ 300 MCMLIX

1960年代テイストの新色ダイバーズが登場
同社の人気ダイバーズの新色はマットブラウン。ヴィンテージテイストのストラップと使い込んだようなインデックスとが組み合わされ、レトロ感が加速。自動巻き。径43mm。SSケース。レザーストラップ。今夏発売予定。55万8800円（エベラール・ジャパン）

【Blue】

［Coordinate Point］
インクブルーが美しいダイバーズは、デニムカラーのラバーストラップに合わせて、シャンブレーシャツ×ボーダーTとマリンな印象が似合う。鞄もナイロンリュックで軽やかさを出そう。

MIDO（ミドー）
オーシャンスター トリビュート スペシャルエディション

グラデーションが美しいスカイブルーダイヤル
ダークブルーからスカイブルーに変わるグラデーション。1960年代ダイバーズが規範の1本はデニムとの相性が良さそう。自動巻き。径40.5mm。SSケース&ブレスレット（写真のラバーストラップが付属）。16万5000円（ミドー／スウォッチ グループ ジャパン）

【Purple】

［Coordinate Point］
シンプルなSSブレス時計も、鮮やかなパープル文字盤だとかなり存在感大。時計を引き立てるには、コーデの色はライトめにしてインナーニットを同系パープルにするとバランス◎。

ORIS（オリス）
アクイス ヘルシュタイン エディション 2023

記念日を祝う特別色の限定モデル
オリスが会社登記した1904年6月1日を祝い毎年6月1日に限定250本で発表されるヘルシュタイン エディション。今年はファンから要望の多かったパープルをダイバーズに。自動巻き。径41.5mm。SSケース&ブレスレット。55万円（オリス・ジャパン）

［MEN’S EX Summer 2023の記事を再構成］
※表示価格は税込み。