絶景と美酒美食に酔いしれる!
NAPAで愉しむラグジュアリーワイン旅
ワイン好きな方なら一度は行ってみたい、カリフォルニアワインの聖地といえばナパバレー。日本からは東京─サンフランシスコ空港まで約9時間半、そこからクルマで約1時間半とサンフランシスコ市内からのアクセスが便利。日本で大人気のケンゾー エステイトに地元の老舗ワイナリー、またワイン旅をラグジュアリーに盛り上げてくれるホテルや食スポットの最新事情をご紹介!
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地産食材に窯焼きピザ、ローストコーヒーに地ビールまで!CALISTOGA DEPOT
歴史ある鉄道の停車場がお洒落な食料品店に変身!
ナパ北部のカリストガの中心地に、住民の憩いの場ともいえる食料品店「カリストガ・デポ」がある。その前身は、カリフォルニアのゴールドラッシュ時代の実業家サミュエル・ブラナンが次々と事業を成功させ、1868年にナパバレー鉄道の終着駅として作った停車場だ。
カリフォルニア州で2番目に古い車両基地という町での歴史を大切にしながら、地元の最新スポットとして生まれ変わった。地元産の食材が数多く並び、その他チーズ、シャルキュトリー、窯焼きピザ、手作りサンドイッチ、ローストコーヒーなどを手軽にテイクアウトやイートインできるのが◎。デポの隣には1800年代の車両を設置し、改装した車内にレストランやブティックなどもオープン予定。夏以降に行かれる方は是非!
コンパクトな店内に厳選食材がズラリ(画像6枚)
What’s new
古き時代の車両がお洒落に変身!
ゴールドラッシュ時代の電車の車両を「TRAIN CAR」として改装し、バーやコスメブティック、レストランなどが、この春以降に続々オープン予定。
URL:https://www.calistogadepot.com/
Instagram:@calistogadepot
MAP:Calistoga
NAPAを知る
北は温暖、南は冷涼で多様なワインが生まれる
ナパバレーは、カリフォルニア州の中西部に位置する渓谷地帯。アメリカの政府公認ワイン指定地域AVA(American Viticultural Areas)の中でも、ワインの筆頭産地といえる。谷(Valley)の両側は東西2つの山脈に挟まれ、日中は温暖で湿度が低いが朝晩は冷え込むという気候の特徴がある。海流からくる霧や冷風が南から北に向かって流れ込むので、南にいくほど涼しく冷涼、北へ行くほど霧の影響は低くなり日中も日当たりがよく温暖となる。約500軒以上のワイナリーが各所に点在するが、エリアごとに気候や土壌の特徴が異なり、ワインの味も多様性に富む。
ナパバレーウェルカムセンター
ナパバレー南部に位置するダウンタウンの中心に「ナパバレーウェルカムセンター」がある。ここですべての街の情報や、近日中に行われるイベントの情報などを得ることができ、またナパならではの「Napa Valley」と記されたキャップやワイン関連グッズなどオリジナルのナパ土産も調達可能。
https://www.visitnapavalley.com/
[MEN’S EX Spring 2023の記事を再構成]
取材協力=サンフランシスコ観光協会、ナパバレー観光局、ユナイテッド航空
※表示価格は税込み。