【GWに訪れたい】NAPAで愉しむワイン旅が間違いない訳

朝霧に包まれたブドウ畑もまた美しい

地域によってマイクロクライメイト（微小気候）といわれるナパバレー特有の気象条件により、このワイナリーがあるスタッグス・リープ・ディストリクトは比較的温暖な気候。日中は暖かく、朝や午後には海側から風が吹き、周囲の丘陵斜面の照り返しにより温められた空気を冷ますため、朝夕は霧がかかり冷え込むことも多い。記事上部の昼間の風景とまた全然印象が変わることがわかる。

ブドウ畑斜面を眺めながらテラスで試飲も最高！（画像4枚）

こちらで生産される赤ワイン4銘柄。右から「TD-9」（カベルネソーヴィニヨン、メルロー、マルベック）、「ONE POINT FIVE」（カベルネソーヴィニヨン）、「RELENTLESS」（シラー、プティシラー）、「HILLSIDE SELECT」（カベルネソーヴィニヨン）。

ブドウ畑の斜面や遠くまで続くナパバレーの景色を眺めながらのテラステイスティングは4グラス約90分で125$。

豪華な室内でさらに専門的に楽しめるプライベートテイスティングが4～6杯で175$。

ワイナリーの歴史が書かれたテイスティングノートももらえる。完全予約制。

URL： https://shafervineyards.com/
Instagram： @shafervineyards
MAP： Stags Leap District

NAPAを知る

北は温暖、南は冷涼で多様なワインが生まれる
ナパバレーは、カリフォルニア州の中西部に位置する渓谷地帯。アメリカの政府公認ワイン指定地域AVA（American Viticultural Areas）の中でも、ワインの筆頭産地といえる。谷（Valley）の両側は東西2つの山脈に挟まれ、日中は温暖で湿度が低いが朝晩は冷え込むという気候の特徴がある。海流からくる霧や冷風が南から北に向かって流れ込むので、南にいくほど涼しく冷涼、北へ行くほど霧の影響は低くなり日中も日当たりがよく温暖となる。約500軒以上のワイナリーが各所に点在するが、エリアごとに気候や土壌の特徴が異なり、ワインの味も多様性に富む。

ナパバレーウェルカムセンター

ナパバレー南部に位置するダウンタウンの中心に「ナパバレーウェルカムセンター」がある。ここですべての街の情報や、近日中に行われるイベントの情報などを得ることができ、またナパならではの「Napa Valley」と記されたキャップやワイン関連グッズなどオリジナルのナパ土産も調達可能。
https://www.visitnapavalley.com/

［MEN’S EX Spring 2023の記事を再構成］（スタッフクレジットは本誌に記載）
取材協力＝サンフランシスコ観光協会、ナパバレー観光局、ユナイテッド航空
※表示価格は税込み。