CODE 11.59 バイ オーデマ ピゲに待望のSSケース登場で装いの幅が広がる
スモーキーなベージュ文字盤でシンプルな装いも即洒脱に

2019年にデビューするや、たちまちブランドの新たなアイコンコレクションに成長した「CODE 11.59 バイ オーデマ ピゲ」。そのケース素材は従来18Kホワイトゴールドか18Kピンクゴールド、もしくはそのミドルケースにブラックやブルーのセラミックを採用したコンビケースのみだったが、今年41㎜ケースの3針モデルとクロノグラフに、待望のステンレススティールコレクションが登場した。具体的にはオールスティールが4モデル、ミドルケースをブラックセラミックとしたものが2モデルとなる。後者はベージュのダイヤルを組み合わせ、よりエレガントな趣が強い。
こちらはそのベージュダイヤル3針バージョン。ダイヤルにはスモーク加工が施され、今回新たに採用された波模様モチーフのスタンプ加工と相まって、時計に奥行きを与えている。
落ち着いたトーンの盤面の中、ファセット加工を施した18Kホワイトゴールドのバーインデックスと針が絶妙なコントラストをつけているのもいい。薄く仕立て直されたベゼルや、ダイヤルとの高さを調節するため緩く滑らかな斜面とされたインナーベゼルなど、随所の細かなアップデートもモダンな雰囲気を高めている。
ここでは両胸ポケットのシャツをジャケット的に羽織ったスタイルに合わせてみた。シンプルなコーデだが、シャツのオフ白と、ダイヤル&ストラップのベージュが流行りのトーン・オン・トーンなバランスを生み、とても洒落た雰囲気となっている。ドライブなどアクティブな休日におすすめな、時計と装いの合わせだ。

SS+ブラックセラミックケースの3針モデル。ベージュダイヤルは外周に向かって徐々に黒さを増すグラデーションカラーとなっている。波模様のモチーフを同心円に配したギヨシェ加工もダイヤル全体を独特な雰囲気に見せる。