腕時計のカレンダーのしくみはどうなっているの?【デイト表示の秘密】

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読者諸兄には時計好きの方も多いと思うが、機械式時計の基本構造、ムーブメントの仕組みやメカニズムまで、詳細に理解している方はまだまだ少ないのでは?と想像する。そんな方に向けた、腕時計の仕組みを“世界一わかりやすく”解説した本『世界一わかりやすい 腕時計のしくみ』が誕生。その中から一部をピックアップしてご紹介する。

定番機能のしくみ[デイト表示のしくみ]

先人の英知は、機械式時計にさまざまな機能をもたらしてきた。経過時間が計れるクロノグラフ、時差のある地域の時刻がわかるGMT……なかには天体の動きを表示する極めて複雑なモデルもある。本記事では、ベーシックな3針モデルの多くに備わる、デイト表示に絞って解説する。

デイト表示

定番機能のしくみ

デイト表示のしくみ

ダイヤルに開けた窓に現れる数字で、日付を知らせる。デイト表示は、最もポピュラーな時計の付加機能。1日という長い時の流れが、実感できる。


[デイト表示の役割]

デイト表示の役割
ダイヤルを取り外すと、日車が現れる。数字の向きによってダイヤルの窓の位置は変えられ、このムーブメントでは数字が直立して見える6時位置に窓がある。

デイト表示は、文字通りその日の日付を示す機能だ。機構自体は古くから実現されていて、19世紀の懐中時計にすでに見られる。当時は、インダイヤルの数字を針で指すしくみが主流だった。後にダイヤルに窓を開け、そこに現れる数字が順に切り替わる表示方法が考案され、1945年にロレックスが発表した「デイトジャスト」で一気にスタンダードとなった。ダイヤルの下には、1~31の数字をプリントした日車(カレンダーディスク)が潜んでいる。

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