時計と服
“今どき”コーディネートの7rules
心から満足できる時計に出会うためには、“何を選ぶか”と同じくらい“どう着けるか”を吟味することが肝要。そこで本特集では、時計の装い方について掘り下げてみたい。テーマは“今どき”目線。服装の多様化が進む昨今、時計の合わせ方も旧来とは随分と様変わりしている。その重要ポイントを「7 Rules」と題して解説しよう。
[rule2] ラグスポウォッチは“トラッド”に合わせる
時計業界において目下最大の潮流といえるラグスポ。その名のとおりTシャツやスウェットにも合うのが特徴だが、本誌はあえてトラッドな服装とのコーディネートをおすすめしたい。
渋く、落ち着いたスタイルの手元にキラリと光るラグスポウォッチ、そのコントラストが大人の魅力を醸し出してくれるからだ。人気のテイストだからこそ、装いで差別化を図るべし。
AUDEMARS PIGUET
オーデマ ピゲ ロイヤル オーク オートマティック
2022年に誕生50周年を迎えたロイヤル オーク。こちらは「50」を象った専用ローターを採用したモデルで、41mmケースにグランドタペストリー模様のシルバー文字盤が輝く。シンプルにして存在感満点だ。大人気モデルゆえ入手は非常に困難。
\ 合わせるならこんなコーデが◎ /
精緻極まる仕上げによって、まばゆいばかりの輝きを放つロイヤル オーク。その美しさを引き立てるために、あえて枯れたツイードジャケットをコーディネートした。カントリーテイストな服と都会的な手元のギャップが“今どき感”を演出する鍵となっている。パンツはチノよりもカジュアルなジーンズを合わせてスポーティ感を意識。