クロノグラフのさらに上級機能「フライバック」。この複雑モデルが50万円台から!?

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最も身近な複雑時計であり、デザイン性も高く、メカ好きからファッション好きまでを魅了するクロノグラフ。そんなクロノグラフ180本を紹介するバイヤーズガイド『超本格クロノグラフ大全』から、その中身をピックアップしてご紹介。

ワンランク上の優越感
「瞬時に戻るフライバック」クロノグラフ

連続してクロノグラフ計測ができる、高級クロノ御用達のフライバック機能。200万オーバーがあたりまえのこの機種が、なんと50万円台から!?

「瞬時に戻るフライバック」クロノグラフ


渾身の自社製フライバックで常識を覆す50万円台の価格

計測中にボタンを押すと針がすぐさま12時位置に戻り、ストップ/リセットを経ずとも再計測が可能になるフライバッククロノグラフ。スプリットセコンドほどではないものの、通常のクロノグラフよりも複雑な構造を擁すこのフライバック機能は、主に高級ウォッチで採用され、搭載機は100万円超えが珍しくない。しかし近年は各社の企業努力によって、従来よりもかなり手頃な価格のモデルがエントリーしている。

フレデリック・コンスタントが6年にわたる開発期間のすえ、2017年に発表した「フライバック クロノグラフ マニュファクチュール」。本作はブランド初となる自社製のフライバック機能付きキャリバーFC-760を搭載する。このマニュファクチュールムーブの最大の特徴は、クロノグラフの制御装置として一般的なコラムホイールではなく、独自のスターホイールを取り入れたこと。個性的な星形ホイールが機構全体を司ることにより、高級機にも劣らぬ性能を発揮するのだ。

一方、デザイン面ではケースやプッシュボタン、文字盤の針とインデックスをエレガントなローズゴールドカラーに染め、シルバー文字盤にレイルウェイのカウンターやミニッツトラックを配したクラシカルデザインに。ケース&文字盤カラーと相性のよいブラウンのアリゲーターストラップを組み合わせている。

独自の制御システムを擁した自社製ムーブを搭載し、抜群の性能を発揮するワンランク上のクロノグラフ。しかもデザインも充実して50万円台というのは、まさに常識破りといえるのではないか。



自社製フライバックが
手の届く価格帯で!

フレデリック・コンスタント
フライバック クロノグラフ マニュファクチュール

 
ブランド初の自社製フライバッククロノ

ブランド初の自社製フライバッククロノ
自社製キャリバーFC-760搭載のフライバック機能付きクロノグラフながら、50万円台の低価格を実現。ヴィンテージクロノグラフに想を得たクラシカルデザインを採用し、ケースや針、インデックスにローズゴールドカラーを施したエレガントスタイルに仕上げた。文字盤6時位置にアナログ式のデイト表示を備える。自動巻き。径42mm。SSケース(ローズゴールドプレート)。アリゲーターストラップ。5気圧防水。

価格:59万700円
問:フレデリック・コンスタント相談室
TEL:0570-03-1988

2024

VOL.342

Autumn

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