ロンジン、バルジュー、レマニア、ヴィーナス、クロノムーブの名作を識る

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最も身近な複雑時計であり、デザイン性も高く、メカ好きからファッション好きまでを魅了するクロノグラフ。そんなクロノグラフ180本を紹介するバイヤーズガイド『超本格クロノグラフ大全』から、その中身をピックアップしてご紹介。

クロノグラフ再考
クロノグラフ歴史的名機は?

1930〜50年代における初期の名作クロノグラフは、どんなムーブメントを搭載していたのか? 自社製から専門メーカーによるものまで、歴史的名機と呼ばれるクロノグラフ・ムーブメントを追う。

クロノグラフの歴史的名機は?

クロノグラフの名作を支えた名門ムーブメーカーの存在

クロノグラフのムーブメントは複雑かつ専門的な構造を有しているため、製作が非常に難しいことで知られる。今でこそ各社こぞって自社製キャリバーを開発しているが、かつてはパテック フィリップ、ロレックス、オメガ、ブライトリング、ホイヤーといった名門でさえ、ムーブメント専門メーカーから供給された製品を改良して搭載するのが一般的だった。

そんななか、自社で高性能なクロノグラフムーブメントを生産した数少ない時計メーカーがロンジンだ。同社は1913年、懐中時計の転用ではない完全なる腕時計用のCal.13.33Zを発表。これに続き、’36年に登場した不朽の名作がCal.13ZNである。本作は当時のパイロットの要望に応え、リセットを経ずに針が瞬時に零帰して再計測できるフライバック機能を初めて搭載した。その先進的な機構や仕上げの美しさから、後継機Cal.30CHとともに誰もが認める名機とされている。

他に手巻きの名機となると、やはりムーブメントメーカーの製品となるだろう。現在もCal.7750などで人気を博すバルジュー社は、’38年に12時間積算計付きのCal.72を発表。分に加え時単位での積算表示を可能にした本作は、その汎用性と完成度の高さからロレックス、ブライトリング、パテック フィリップら、錚々たるメーカーから好評を博す。

これと並ぶ大ヒット作がヴィーナス社のCal.175&178。2つ目の前者は初代クロノマット、12時間積算計を加えた後者は初代ナビタイマーと、ブライトリングの初期手巻きクロノグラフの多くが同社の製品を採用している。また、もうひとつの名門レマニア社も、当時世界最小となる直径27mmに12時間積算計を備えたCal.321(27CHRO C12)を開発し、オメガのシーマスターや初代スピードマスターに搭載された。名作クロノグラフには彼らの存在が欠かせなかったのである。



ロンジン
[ 13ZN ]

フライバック搭載の伝説的名機

フライバック搭載の伝説的名機
1913年に開発した初の腕時計用Cal.13.33Zを継いで、ロンジンが1936年に発表したクロノグラフキャリバー。フライバック機能を搭載した初のクロノグラフであり、その斬新なシステムと美しい姿も相まって、伝説の名機として今も時計愛好家の憧れの的となる。



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