マイケル・ヒルが見据える「コロナ後のトラッドファッションとは」

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マイケル・ヒル氏

濃厚なトラッドテイストを薫らせながら、極めてモダン。いまや英国を代表するトータルウェアブランドに進化したドレイクス、そのキーパーソンの頭の中を覗いてみたい!そんな思いのもと、ディレクターのマイケルに様々な質問をぶつけてみた。

コロナ禍を経て、トラッドファッションはどのように変わっていくと思いますか?

世間ではしばしば「カジュアル化がよりいっそう加速する」などと予想されていますが、個人的にはそう単純な話でもないと思っています。コンフォタブルであることのプライオリティは以前よりも高くなっていますが、それがクラシックやトラッドを棄てることを意味するわけではありません。つまり、先人たちが培ってきたスタイルは、時代を超越した価値があるということ。本質的な意味において、トラッドは不変なのです。



クラシックをモダンに表現するコツは?

クラシックとモダンは相反する概念のようで、実際は一本の糸で繋がっています。ですから私は、過去に戻ることを重要なプロセスにしています。過去と現在を繋ぐ糸を丁寧に辿っていくこと、そこからモダニズムが生まれるのです。



ドレイクスは今後どう進化していく?

ファッションは常に進化を続けてきましたが、コロナ禍のあと、そのスピードが少し早くなっていると感じています。それは我々にとって試練であるとともに、新しい刺激でもある。挑戦を恐れず、もっと攻めていきたいですね。



[MEN’S EX Summer 2022の記事を再構成]

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