第一印象を上げるコーデ&ギアは?
「紳士のゴルフ」カッコいい具体策 technic#10
仕事仲間や取引先との社交の場として、また家族や友人との友好の場としてゴルフを嗜む大人メンズたちが増えている。そこで覚えておくべき、上品に見せる着こなしテクやコースで見栄えを発揮するギア、最新の施設など「紳士のカッコよさ」を演出できる具体策をご紹介。
自分に合ったシャフト選びで
飛距離&スイング向上へ
果たして今、自分が使っているクラブは合っているのか? スイング、飛距離に悩むゴルフ歴5年の編集部員タノウエが自分のレベルにあったクラブ・シャフトを選ぶべく、最新フィッティング施設を訪ねた。
アドバイスしてくれるのはこの方
プロフィッター 吉川 仁さん
元大手シャフトメーカーフィッティング部門でエースフィッターを務める。ティーチングプロの資格も持っているので、シャフト選びから、スイングのアドバイスまで、幅広い悩み解決に応じてくれる。
徹底的なデータ分析で最適なシャフトを選び出す
もっとボールを飛ばしたい、ボールの軌道を安定させたい、そう思ってスイング改善に努めるアマチュアゴルファーは多いと思う。ところが、フィッティングラボ 4PLUSのプロフィッター、吉川さんは次のように解説する。
「実はご自身に合っていないクラブ、シャフトを使っているせいで、無理なスイングをしてしまい、一層、安定しないという方が多いんです」と。人それぞれ、スイングにはくせがある。4PLUSでは、最新の計測器を複数使い、スイングのくせを分析し、様々なメーカーのシャフトをフィッティングしてくれる国内でも珍しい施設だ。
今回、筆者も吉川さんにスイングを分析していただいた。まず、普段自分が使っているクラブでデータを採取。ドライバーだけでなく、ウッドやアイアンまで計測する。その分析をもとに、その人のくせやスイングの傾向に合うシャフトを吉川さんがセレクト。シャフトを替えて改めて試打、という流れだ。
特にアイアンまで分析、シャフトを試せるのは珍しい。どのようなシャフトが最適か、その見極めにおいては吉川さんの経験がものをいう。自身のくせやスイングの方向性に合ったギアを選べば、自然と打ち出すボールの軌道や飛距離も改善するというわけだ。
「シャフトのフィッティング」は、上級者がすること、と思っていたが、むしろ初心者のうちに正しいシャフトを選ぶようにして欲しいと吉川さんは解説する。初めのうちに、自分のくせを知り、自分に合ったギアを選べばその後のゴルフの上達も早いという。シャフトを変えただけで、飛距離が大幅にUPする人も多いとのこと。
現状に悩んでいる人は、まずは、自身のくせと使っているギアとの相性を確認することから始めてみてはいかがだろうか。