今、改めて知っておきたい
「ジャケットの装い」基本のQ&A
仕事での装いがスーツからジャケット&パンツに移行する方が増加中の昨今。スーツは得意、だけどジャケットになると途端に不安になるという方に向けて、改めてジャケット着こなしの基本を伝授する。
仕立ての良いジャケットの見極め方はありますか?
きちんと身体に沿うジャケットを見極めましょう
POINT①
襟のノボリは首に沿って上がっているか?
身体に沿うかどうかはジャケットでも最重要ポイント。まずは、首から肩にかけての曲線をチェックしよう。左のようになだらかに上る曲線があれば◎。下のように、首から離れていくジャケットは買わないのが鉄則だ。
POINT②
背中のラインが美しく、裾は後ろに跳ねていないか?
次に、横から見て、肩甲骨から腰に掛けてS字のラインを描いているかを確認しよう。身体に沿うジャケットは、背中の反りに沿いお尻にかけて生地が跳ねずに収まるのだ。
POINT③
胸を見下ろしたときに膨らみがあるか?
試着して見下ろしたときに胸元に膨らみがあるジャケットは男らしさや貫禄を演出できる。逆に膨らみがないジャケットは着た時に貧相に見えてしまう可能性があるので注意しよう。
POINT④
前肩につまめる余裕があるか?
着用時に、ジャケットの肩先をひとつまみできる程度の余裕があるかをチェックしよう。その余裕があれば前肩仕様となっていて、アジア人の多くは快適な着心地に感じるだろう。
[MEN’S EX Spring 2022の記事を再構成]