インフォテイメントシステムそのものにGoogleアプリ/サービスを採用
2021年9月に発表されたミドルサイズSUV「ボルボXC60」の一部改良モデルが日本に上陸した。エクステリアでは、フロントグリル、前後バンパーのデザインを変更。よりスクエアな印象になった。また各グレードのアルミホイールも新デザインになった。
しかし最大のトピックは、デザインやパワートレインの変更ではなく、インフォテイメントシステムのOSが、GoogleのAndroidになったことだ。Googleといえばこれまでにもスマートフォンと連携させるAndroid Autoというアプリが存在したけれども、新型XC60ではインフォテイメントシステムそのものにGoogleアプリ/サービスを採用したというわけだ。
ボルボでは、電気自動車のXC40リチャージにこのGoogleのシステムを初搭載し、XC60、S90、V90、V90クロスカントリーと拡大しており、日本では発表のタイミング的にこのXC60で初披露となった。とはいうものの、試乗時には、Google アシスタントがまだ日本語対応しておらず、2022年の第1四半期には日本語対応にアップデート予定という。このあたり走りながら進めていくやり方もいかにもいまの時代的だ。