最新モデルより70系が愛される理由とは

今回70周年記念モデルが設定された70系は、登場から37年以上が経過している。しかし、アフリカやオーストラリアなどでは現行モデルと並行して販売されており、新車で購入することも可能だ。ではなぜ古い設計の70系が、いまだに世界中で愛され続けているのだろうか。
その理由として、まずは設計が古く電装系などの構造がシンプル、長年販売されていることから部品調達もしやすく、メンテナンス性に優れているということ。
比較的安価であることも重要である。70系までは本格オフローダーとして販売されていたためラグジュアリー的要素がなく、その分価格も控えめ。ライバルだったランドローバーやジープよりも安価だった。
そして最大の理由が、絶大な信頼性だ。ラダーフレームやリジッド式サスペンション、シンプルなパートタイム式4WDなどを用いた、過酷な環境での使用に耐えうる耐久性。そして、シンプルがゆえの故障の少なさやメンテナンス性の高さが、道路事情の厳しい国々での信頼を得ているのだ。
その走破性と信頼性により、70系は今でも厳しい環境でクルマを走らせる人々の“必需品”として愛され続けている。
文・編集/iconic 写真/トヨタ自動車






