【BEAMS】
“グレイッシュなブルータイで今らしく”
──ビームスF バイヤー兼プレス 芹沢良輔さん

「チョークストライプのスーツにクレリックシャツと小紋タイでクラシックに。ネクタイはシックなグレイッシュブルーをチョイスして、今らしい装いに。スーツを着る機会が減った今こそ、改めてクラシックなスタイリングを提案したいです」
 

【UNITED ARROWS】
“個性的な色使いのタイでモダンな装いに”
──プレス 藤原和広さん

「秋に重宝するベーシックなサージのスーツに、シャツは相性のいいブロード地でサックスブルーのものに。タイはトープとイエローをブラックで縁取りした小紋で合わせました。ベーシックなネイビースーツを、さりげなくモダンに演出」
 

【SHIPS】
“クリーンかつ洗練された印象に”
──プレス 河野建徳さん

「ネイビーモノトーンスタイルは今季、シップスのイチオシ。ブルー系で全体をまとめることで、クリーンかつ洗練された装いになります。ネイビースーツに限りませんが、あえてチーフも入れず、肩肘張らず柔らかい装いに仕上げました」
 

【TOMORROWLAND】
“程よい主張のネイビーコーデ”
──プレス 川辺圭一郎さん

「光沢のあるピンヘッドのネイビースーツに、華やかな印象のブルーのシャツを合わせ、ネクタイもグラデーションになるようにネイビーのレジメンタルタイを合わせました。ストライプのイエローとグリーンが程よい主張でVゾーンのアクセントに」
 

【STRASBURGO】
“サージのネイビーこそベーシックに上質に”
──ストラスブルゴ 銀座店 店長 金村浩史さん

「ベーシックなネイビーサージこそ最高クラスのものを。キートンの定番モデル『KB』はクラシックながらもどこかモダンさを感じさせます。Vゾーンも敢えて基本的なアイテムを揃えることで洗練された印象となり、周囲に差をつけられます」
 

【BARNEYS NEW YORK】
“知的で旬なVゾーンを構築”
──MD メンズチーム マネージャー 倉科良樹さん
「王道ネイビースーツにはクレリックシャツを合わせて、大人の知性やエレガンスを感じさせる装いに。そこに今シーズンおすすめのグレイッシュなブルーのタイを合わせることで、今までのネイビースーツのV ゾーンより新鮮な印象へ」
 

【AZABU TAILOR】
“3ピーススーツはネクタイで遊び心を”
──商品企画・バイヤー 高木 渉さん

「Vゾーンが狭い3ピーススーツは遊び心あるグリーンのタイをチョイス。柄はレジメンタルにすれば、ビジネスでは取り入れづらいカラーも取り入れやすくなります。シャツはサックスのクレリックピンホールカラーで、ノットを持ち上げクラシックに」
 

【MITSUKOSHI ISETAN】
“懐かしさもあるトラッドなコーデ”
──日本橋三越 紳士服オーダーバイヤー 山浦勇樹さん

「ワイドピッチのチョークストライプにクレリックシャツとクレストタイ。どことなくブリティッシュアメリカンのスーツスタイリングを感じさせるコーディネートを意識しました。単にトラディショナルなだけではない、スーツの力強さが感じられます」
 

【NIHOMBASHI TAKASHIMAYA】
“コーデュロイをシルクタイで上質に”
──バイヤー 久曽神 健さん

「通常カジュアルの装いに用いられるコーデュロイをウール素材で表現することで、上品さを演出したこちらのスーツ。チェックシャツでチャーミングなアクセントを取り入れつつも、ローシルクのタイを取り入れることで、エレガントな趣をプラス」
 

【WAKO】
“ネイビーコーデに抜け感をプラス”
──本館4階 アシスタントマネージャー 中野昌一さん

「普遍性と奥の深さが魅力のネイビーのトーン・オン・トーンコーデ。ウールデニムスーツで絶妙の抜け感を演出しつつ、スーツの雰囲気を損なわないよう、シャツはリーフ柄を選択。ただしネクタイはあえて上質な紺無地でドレッシーに」