「カラダにやさしく、暖かい」くらしのワザ15
ナイトキャップにホットカクテルを【自宅で作るなら】
GINGER CHAI MULE(ジンジャーチャイミュール)
スパイス&生姜で温かく
ベースに使う「チャイウイスキー」は、ティーバッグに入ったチャイの素(ティーバッグ1つ・約2.5g)をウイスキー(150ml)に3時間ほど漬け込むと完成する、南木さんのオリジナルアイディア酒。
【作り方】
ジンジャーエール(60ml)を容器に入れ、1/4にカットしたライムを絞り落とす。ハチミツ(ティースプーン1杯)と生姜(少量)を加えて混ぜる。それを電子レンジ600wで2分加熱してグラスに注ぎ、チャイウイスキー(30ml)を混ぜる。シナモンスティックやスターアニスを加えて、香りを楽しむのも一手。チャイのスパイシーな香りを楽しむために、使うウイスキーはクセのないブレンデッドがオススメ。アルコールが飛ばずにすむよう、お酒は後で入れるのもポイント。
HYBRID TEA(ハイブリッドティー)
異素材合わせの妙を楽しむ
お酒と果物、野菜や茶葉など、異素材の掛け合わせ(ハイブリッド)を楽しむホットカクテル。
【作り方】
宝瓶(なければ急須)にジン(20ml)と茶葉(和紅茶のティーバッグ2.5g)を入れて約1分置く。そうすることでジンにお茶の香りが付くのだ。和梨(1/8、皮を剥き、切ったもの)、キュウリ(3枚、薄い輪切り)、スダチ(1枚、薄い輪切り)を加えてお湯を注ぐ。45秒~1分蒸らしたらカップに注ぐ。蒸らし終えた和梨、キュウリはジンの味がしみ込んで食べても可。お茶のような感覚で、ジンを急須に継ぎ足して数杯楽しんでもよい。
Column
南木さんおすすめ自宅でも使える上質なバーアイテム
自宅でカクテルを楽しむのならば、使う道具にもぜひこだわって欲しいと南木さん。オススメはバーディのカクテルアイテム。「プロの愛用者も多い、使い勝手がよく、一生もののアイテムです」。右のメジャーカップ(8140円)は内側に計量線が付いているので分量が一目でわかる。さらに独自の撥水コーティングが施されシロップなども底に残りにくい。左のBirdyデキャンタ(1万8480円)は内側表面に0.1ミクロンレベルの凹凸が施されお酒をまろやかにブレンドする。バースプーン(5170円)はフィット感に優れ、指への摩擦が抑えられている。(横山興業)
教えてくれる人
パークホテル東京 バーマネージャー
南木浩史さん
汐留のパークホテル東京内にあるバー「ザ ソサエティ」にてカクテルデザイナーを務める。バーにはラボを構え、独創的で心に響く1杯を作り出す。
https://parkhoteltokyo.com/ja/dining/the-society/
[MEN’S EX 2021年12月号DIGITAL Editionの記事を再構成]
※表示価格は税込み。