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ラゲッジフロアの収納を用途に合わせて“贅沢”に活用

ロールス・ロイス初のSUVカリナン
2018年に国内でも発表された、ロールス・ロイス初のSUV、カリナン。6.75リッターのV12ツインターボエンジンを搭載、価格は4085万円〜。

ロールス・ロイスでは、そんなビューイング・スイートが収められるラゲッジスペースのフロア部分を「レクリエーション・モジュール」と名付けている。そして、レクリエーション・モジュールを活用した新しいオプションがつい先日、公開された。

ガジェットを収納したモジュール
ボタン操作ひとつでカメラマンが必要とするガジェットを収納したモジュールが出てくる。

まずは2019年末、ロールス・ロイス社がカメラマン、マーク・リッチオーニに依頼してロサンゼルス近郊にて「ブラックバッジ・カリナン」を撮影する際、作ったのが“キング・オブ・ザ・ナイト”。

これはレクリエーション・モジュールにカメラマンが必要とするノートPCやタブレット、ドローン、ヘッドセット、サングラス、ストリートウェアなどを収納する、いわゆる“ヒップ”な仕様となっていた。顧客のニーズに合わせてオーダー可能。フィッシングやスキーなど、様々な用途に対応するという。

レクリエーション・モジュール

そして、もう一つ公開されたのは「ホスティング・サービス」と銘打ったものだった。つまりは、ホストとなってゲストをもてなせる仕様だ。

カリナンの走破性をもってすれば、どんな場所にでも出向ける。そして、絶景ポイントに到着したら、自分もゲストも美味しいカクテルを満喫したい、というオーナー向けのオプションだ。

控えめにロールス・ロイスのロゴが刻印された8名分のグラス、そして純粋に美しいカクテルメーク道具が一式、レクリエーション・モジュールに詰まっている。なお、チーズやサラミ、カクテル用にフルーツを切るためのまな板には、なんとウォールナットが用いられている…。一般的な家庭にあるものよりも、格段に高級と言っていいだろう。

個人的には使用後のまな板や濡れたグラスをレクリエーション・モジュールに戻すのかどうかヤキモキするが…、そんな些細なことを気にしないのが“正しい”オーナーなのだろう。

ロールス・ロイス「カリナン」のディテールを見る(画像5枚)

<p>新たな顧客や若い層に向けた高性能なスポーティモデルとなる「ブラックバッチ」をベースとした“キング・オブ・ザ・ナイト”</p>

新たな顧客や若い層に向けた高性能なスポーティモデルとなる「ブラックバッチ」をベースとした“キング・オブ・ザ・ナイト”

<p>レクリエーション・モジュールを備えても、最大1930リッターのラゲッジ容量を損なうことはない。</p>

レクリエーション・モジュールを備えても、最大1930リッターのラゲッジ容量を損なうことはない。

<p>レクリエーション・モジュールの容量は48リッター。モジュールは取り外せるので、用途に合わせて複数用意することも可能。</p>

レクリエーション・モジュールの容量は48リッター。モジュールは取り外せるので、用途に合わせて複数用意することも可能。

デビューから3年が経過したカリナン。このタイミングでリクリエーション・モジュールについてのプレスリリースが配信されたことに若干違和感を覚えたが、要はオーナーのどんな要望にも応えられるよ、というアピールなのだろう。

ちなみにこの2つのオプション…、値段は非公開だ。

文/古賀貴司 写真/ロールス・ロイス・モーター・カーズ 編集/iconic

<p>新たな顧客や若い層に向けた高性能なスポーティモデルとなる「ブラックバッチ」をベースとした“キング・オブ・ザ・ナイト”</p>

新たな顧客や若い層に向けた高性能なスポーティモデルとなる「ブラックバッチ」をベースとした“キング・オブ・ザ・ナイト”

<p>レクリエーション・モジュールを備えても、最大1930リッターのラゲッジ容量を損なうことはない。</p>

レクリエーション・モジュールを備えても、最大1930リッターのラゲッジ容量を損なうことはない。

<p>レクリエーション・モジュールの容量は48リッター。モジュールは取り外せるので、用途に合わせて複数用意することも可能。</p>

レクリエーション・モジュールの容量は48リッター。モジュールは取り外せるので、用途に合わせて複数用意することも可能。

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