Q:「色ニット」は派手に見えませんか? 合わせ方がわかりません
顔回りを明るく見せたいのですが色を使うと派手に浮いてしまいそう……
- 広告営業 38歳 -
“色ニット”を仕事で着ることに抵抗を感じる人は多いが、色をうまく使えば効果的な自己演出ができる。「とくにニットは色の印象を程よく和らげるため、仕事服に色を取り入れたいときに最適なアイテム」とカラープロデューサーの今井志保子さんは語る。
ここでは紫のニットを例に、推奨コーデをご紹介。それが与える効果も今井さんに解説していただいた。
A:審美眼を研ぎ澄ます紫をシャツの柄とリンク
JOHN SMEDLEY / ジョン スメドレー
紫のようにクセの強い色ほど、他のアイテムと色をリンクさせて馴染ませる技が有効。ここではシャツのストライプでニットの色を拾い、ノーブルな雰囲気に仕上げた。
「どこか大人の色気も感じさせるコーデですね。高貴な色と言われる紫ですが、情熱の赤と冷静の青をミックスしてできる色のため、その人を奥行き深く、ミステリアスに見せる効果もあるんです。また本人の審美眼、感性を尖らせてくれる色でもあるので、クリエイティブな仕事が待っているときにもおすすめ」(今井さん)。
カラーの事ならこのお方!
カラープロデューサー
今井 志保子さん
独自のパーソナルカラーの理論を元に、セミナー講師や雑誌への執筆などを手掛ける。パーソナルカラーカウンセリングも行い似合う色から色彩心理学まで精通した「色」のスペシャリスト。
※表示価格は税抜き
[MEN’S EX 2021年1・2・3月合併号の記事を再構成](スタッフクレジットは本誌に記載)