Q:シャツ以外で、きちんと見えるインナーが知りたいです
シャツとネクタイ以外の服装だと何を選べばいいか分からなくなってしまいます。
- コンサル系 38歳 -
ネクタイを締めないでよい日に、楽だけれどきちんと見えるインナーが知りたい。
- 不動産業営業 42歳 -
A:「黒タートル」さえあれば定番スーツから柄JKまで好印象です
仕事におけるタイドアップが、よりマストではなくなった今、まず手にしてほしいのが「黒タートル」。装いを品よくシャープに見せるのはもちろん、手もちのスーツやジャケットとも相性は抜群だ。
どんなスタイルにも対応し、上品さを保てる万能選手

新しい働き方にともない、仕事着のカジュアル化が加速度的に進む昨今。これまでビジネスシーンではタイドアップが当たり前だった諸兄のなかには、「じゃあ、インナーに何を合わせればいいの?」と、頭を悩ませている方も少なくないのではないだろうか。
そんなあなたに、真っ先におすすめしたいのが「黒タートル」だ。首元を覆ってくれるタートルは、シャツでいう襟の代わりのような役割を果たし、ラフな見た目になることを防いでくれる。
しかも「黒」はシックな印象を醸し出しつつ、ファッション的にも今季の注目カラーでもある。手もちの無地スーツから柄ジャケットまでマッチし、着こなしに程よい柔らかさを演出しながら、引き締め役にもなってくれるのだ。
ビジカジのインナーとしてまず押さえておくべき、間違いのない一枚は、ごくシンプルな「黒タートル」であると断言したい。
+Gray Suit
=シャープな知性

秋冬の定番スーツであるグレーのフランネルスーツにも、黒タートルがその効果を発揮。ライト~ミディアムトーンが主となるグレーフランネルスーツは、ともすれば着こなし全体がボヤけた印象になる。黒タートルならフランネル特有の温かみに寄り添いつつ、装いをモダンに引き締めてくれる。
+Navy Suit
=こなれたベーシック

+Brown Suit
=色気割増し

※表示価格は税抜き
[MEN’S EX 2021年1・2・3月合併号の記事を再構成](スタッフクレジットは本誌に記載)