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日本橋三越本店のバイヤー、鏡さんが語る最新生地事情

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生地図鑑

オーダーやチョイスで役立つ!
2020年最新版 生地図鑑

スーツやジャケットをオーダーする際、知っておきたいのがバラエティ豊かな生地の特性だ。基本的な生地については「十分理解している」と思っている洒落者はきっと多いと思う。が、男性の装いが時代とともに変化するにつれ、ニーズも変化する。この数年はまさに激変。
その中、ファブリックのラインナップにも、最近は大きな変化が表れている。一方で、働き方に合わせた機能素材も次々に登場。中には抗菌性を持ったものまで登場してきた。そんな激動の生地事情を紹介する。あなたの生地の知識を、ぜひアップデートしてほしい。

さっそく生地の達人に今の傾向を伺いました

鏡 陽介さん

日本橋三越本店
パーソナルオーダーサロン バイヤー
鏡 陽介さん

「汎用性や耐久性の追求、そしてTPOの変化が顕著です」

生地事情に造詣の深い鏡バイヤーがまず語るのは、以前なら好まれた繊細な生地から、長持ちでハリがあり、仕立て映えする伝統的な英国素材へのニーズの変化だ。「スーツが仕事の必需品ではなくなり、コスチューム化しました。そのため、今後はさらに、自分の個性に合うものや、長持ちするものが求められるでしょう」と鏡さん。そんな変化を踏まえ、4プライの極細繊維で織った生地の別注など、上質さと耐久性の両立も図られている。
また、単品使いできるセットアップも注目されていて、こちらでは「英国カントリー調の生地が人気」という。ほかに3シーズン対応、進化系機能素材など時代を反映した生地のニーズも高まっている。

今求められる生地トピック
1. 長持ちするベーシック
2. 「上質」とはタフなこと
3. セットアップで着たい遊びのある表情
4. 3シーズン好きな時季に着られる
5. 機能派できちんと見える

今求められるのは長持ちする安心感
【耐久性◎の太番手の無地系】

このジャンルの特徴
・ 生地にハリがあり、仕立て映えする
・ 耐久性が高く長く着ることができる
・ 紡毛や、それに近い梳毛も目立つ
・ “ベーシック無地”が圧倒的な人気を誇る

せっかくスーツを買うのならば、長持ちするものを選びたい。こんな声が大きくなった昨今、求められるのが耐久性のある素材だ。評価されているのは、質実剛健な英国または、英国調の生地。特に50番から54番くらいの双糸を織ったもので、紡毛、またはそれに近い風合いの梳毛を使った生地は要注目。従来は趣味性が高く、通好みなジャンルであったが、今後はより一層、スーツ選びの主力的な生地になることが予想される。色味はベーシックな無地系で織り柄や杢調で変化をつけたものも人気だ。


カントリースポーツテイストのバルキーで英国らしい生地

KYNOCH

KYNOCH
【ヘリテージツイスト】

メランジヤーン(多色使いの糸)の36番双糸による立体感のある色出しが特徴。糸に追燃を掛けて厚みのある風合いを実現。オーダースーツ22万円~/ヒデアキ サトウ(日本橋三越本店)

KYNOCH

KYNOCH
/ カイノック

1788年にスコットランドで創業。特にジャケット生地で知られる。梳毛・太番手の生地に、カントリー調の英国らしさも備えているのが魅力だ。


今シーズンデビューした必見の素材

FRATELLI TALLIA DI DELFINO

FRATELLI TALLIA DI DELFINO
【アルキビオ 1903】

奥行きを感じさせる杢調の美しい発色が特徴。英国的ではあるがイタリア生まれとあって、ほどよい柔らかさと膨らみを備えている。耐久性がありながら、今どきの着心地を得られる風合いは◎。

FRATELLI TALLIA DI DELFINO

FRATELLI TALLIA DI DELFINO
/ フラテッリ・タリア・ディ・デルフィノ

1903年創業。2008年にマルゾットグループの一員となり、グループの中でも表現力に長けた存在。また、時代の流れを反映するのが巧みである。


オーソドックスな中に光るカジュアル感が持ち味

MARLING & EVANS

MARLING & EVANS
【40番3PLYウール地】

40番3プライウール地をパナマ組織に織って仕上げた生地である。色味や風合い、プレスはオーソドックスながら、織り組織の特徴上カジュアルな雰囲気が最大の持ち味。スーツだけではなく、ジャケットにも適した素材といえる。

MARLING & EVANS

MARLING & EVANS
/ マーリン&エヴァンス

1782年、イングランド南西のストラウドに設立。二度の戦火を越え、拠点とオーナーを変えた後、現在はハダースフィールドにて市場の変化に敏感に対応する先鋭企業に。


英国のテーラーが信頼を寄せる長持ち素材の代表格

SAVILE CLIFFORD

SAVILE CLIFFORD
【52番双糸ウール地】

英国のサヴィルロウでは50番から54番双糸を使った織物の信頼が高いという。こちらはそのジャンルに属する好例。重厚感のあるウエイトと、耐久性を備えたバランスのよさは、このジャンルを代表するものといえる。

SAVILE CLIFFORD

SAVILE CLIFFORD
/ サヴィルクリフォード

2005年に設立。英国のハダースフィールドを拠点に、親会社であるバウアーローバック社の近代的な設備を活用して生地を生産。スキャバルグループの一員でもある。



※表示価格は税抜き
[MEN’S EX 2020年10月号の記事を再構成](スタッフクレジットは本誌に記載)
今日は何する?何着る?

365DAYS今日のVゾーン

2020

Nov. VOL.316

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