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Scene #4
異国情緒に酔いしれる

シンガポール

異国情緒の強いサンフランシスコやイスタンブールはワクワクします。2年前に初訪問したシンガポールは期待以上でした。様々な文化が入り混じった街並みや食文化はエキゾチックな刺激に溢れていました。

Scene #5
不規則な屋根を眺めるのが好き

グレーのグラデーションが不規則に重なり合うパリの屋根はユトリロの絵のように美しい。フィレンツェの定宿の部屋から見える、サンタマリア・ノヴェッラ教会の煉瓦色の屋根もまた情緒があります。

「再訪したい旅について」と聞かれて自分の撮った写真を見返していたら、どれもいい写真だな~とセンチメンタルな気分になりました。

毎年6~7月は、出張でミラノやパリなど、ヨーロッパに入り浸っているので、いざ行けないとなると無性に恋しくなります。初めて訪れる場所もワクワクするけれど、僕にとって旅の贅沢は場所がどこというよりは”馴染みのある場所で過ごす時間”。パリのカフェで過ごす黄昏時、フィレンツェのデコボコの石畳をそぞろ歩きしている時、マティエールが美しい石壁やホテルの窓の外に広がる屋根の連なりを眺めている時――。見慣れた風景に浸っている時間は、なんとも贅沢な気分になります。

[MENʼS EX 2020年9月号の記事を再構成](スタッフクレジットは本誌に記載)

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