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ADVICE:心も体もしなやかに動き出す

デスクに長く座って疲れたとき、肩を前後にぐるぐるっと回すだけでも、体がほぐれて疲れがすっと抜けます。肩に力が入っていたり、肩肘を張っていたりすると、ものごとがスムーズに進まないのでは? 肩や肩甲骨をほぐして鍛えれば、心も身体もしなやかに動くようになり、次なるアクションへの移行が万事うまくいきます。

また、肩甲骨は運動の「要」です。肩甲骨をたくさん動かして背中をほぐすと、身体も締まりやすくなります。肩が硬い場合は、なるべく棒の幅を広くするように持ち、無理をしないように気をつけてください。

棒トレとは?

棒トレとは、文字通り、棒を使ったトレーニングのこと。もともとは、武道「杖術」の稽古前の準備運動として小山田さんが始めたオリジナルのワークアウトだ。杖術用の棒でなくても、ホームセンターなどで売っている直径2cm×125cmの棒でもOK。

「引き締めたい、体重を落としたい、健康を維持したい、体幹を鍛えたい、スーツをかっこよく着こなしたい……。みなさん、それぞれにワークアウトをするときの目的があると思います。目標設定を明確にして、そこを意識しながらワークアウトをすると結果がはっきりと現れます。また、マインドをポジティブに持って楽しむことも忘れずに。くれぐれも周囲に気をつけて、家具は壊さないようにしてください(笑)」(小山田さん)

教えてくれる人
小山田 魂宮時さん Takuji Oyamada

ダンサー・振付家、「studio ku〜空〜」代表。ストリートダンスからコンテンポラリーダンスまで、幅広い表現でダンサーや振付家として活躍。古武道にも通じ、日本人の身体性と感性を意識した静寂さを奏でる身体は、国内外を問わず高い評価を受ける。また、全国各地で身体操法を基本とする「體塾(からだじゅく)」、コンタクトダンスのワークショップ「舞禅」を開催。舞踊芸術の創作をDance Company『舞武』を主催。https://studio-ku.amebaownd.com

小山田 魂宮時さん Takuji Oyamada

撮影/小澤達也(STUDIO MUG) 構成・文/神﨑典子

<p>足をそろえて立ち、棒の両端を持って頭の上にあげる。</p>

足をそろえて立ち、棒の両端を持って頭の上にあげる。

<p>そのまま肘を曲げて、頭の後ろに棒を下げる。これを12回繰り返す。</p>

そのまま肘を曲げて、頭の後ろに棒を下げる。これを12回繰り返す。

<p>足をそろえて立ち、棒の両端を持ち、胸の高さまで上げる。</p>

足をそろえて立ち、棒の両端を持ち、胸の高さまで上げる。

<p>右手を上へ、左手を下にしながら、棒を体の左側へ回す。</p>

右手を上へ、左手を下にしながら、棒を体の左側へ回す。

<p>右手を回しながら、両腕を開いて、棒を背中へ回す。</p>

右手を回しながら、両腕を開いて、棒を背中へ回す。

<p>右手を下へ、左手を上にしながら、棒を体の右側へ回す。</p>

右手を下へ、左手を上にしながら、棒を体の右側へ回す。

<p>両手を前に戻す。これを12回繰り返し、反対側も同様に。棒で、縦、横の軸をしっかりと作るようなイメージで、棒の動きを目で追うのがコツ。</p>

両手を前に戻す。これを12回繰り返し、反対側も同様に。棒で、縦、横の軸をしっかりと作るようなイメージで、棒の動きを目で追うのがコツ。

<p>肩幅よりやや広く脚を開いて立ち、棒の両端を持って、頭の上にあげる。</p>

肩幅よりやや広く脚を開いて立ち、棒の両端を持って、頭の上にあげる。

<p>右手を前に、左手を後ろに引くようにしながら、上体を捻じる。</p>

右手を前に、左手を後ろに引くようにしながら、上体を捻じる。

<p>右手を左足先につけるようにしながら前屈し、右手が右足先に、左手が左足先に来るようにスライドさせる。</p>

右手を左足先につけるようにしながら前屈し、右手が右足先に、左手が左足先に来るようにスライドさせる。

<p>右手を左足先につけるようにしながら前屈し、右手が右足先に、左手が左足先に来るようにスライドさせる。</p>

右手を左足先につけるようにしながら前屈し、右手が右足先に、左手が左足先に来るようにスライドさせる。

<p>そのまま、ヘソを中心点としながら上体を回して起こす。</p>

そのまま、ヘソを中心点としながら上体を回して起こす。

<p>そのまま、ヘソを中心点としながら上体を回して起こす。</p>

そのまま、ヘソを中心点としながら上体を回して起こす。

<p>これを12回繰り返し、反対側も同様に。頭と胸とヘソにある3つの中心点を軸として、バランスをとりながら上体を動かすイメージを持つのがコツ。</p>

これを12回繰り返し、反対側も同様に。頭と胸とヘソにある3つの中心点を軸として、バランスをとりながら上体を動かすイメージを持つのがコツ。

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