最後の夜はステーキとショーでラスベガスらしさを満喫
ホテルに戻って、メールチェックをしていたらもう夕食。うーむ、困った。最後の夜はホテル「ヴェネツィアン」の中にある 「CUT」を予約してあったのだ。いかにもアメリカンな食事といえばやはりステーキだから、ラスベガス滞在の最後の夜にふさわしいと思ったのだ。ここはあのウォルフガングパックの系列。そんなの絶対、うまいにきまっているわけで。
ただ、いかんせん予約時間が早すぎた。昼の料理体験があんなにしっかりとした料理が出てくるなんて予想だにせず。20~30代の頃ならいざ知らず、アラフィフともなると連食できないのである。
ということで、お店の人に悪いと思いつつもアメリカン和牛とイリノイ州のフィレミニョンを小さなポーションでもらうことに。でも、この食べ比べはなかなかおもしろかった。本当はガッツリ、「Tボーンステーキ!」なんてオーダーしたかったのだけど……。残念無念。次回の滞在では一番最初にここに来て、肉を食らうことにしよう。
満腹の腹を抱えて、「MGM Grand」へと移動。日本でも 知名度のある、デビット カッパーフィールドのショーを観 ることにしていた。しかし、食事とショーの順番が逆だっ たなあと後悔しつつ開演まで少しカジノで遊ぶ。勝ちもせ ず、負けもせず。まあ、ギャンブルよりも今回はグルメを楽 しむラスベガスだから、これで問題なし。
イリュージョンはストーリーがしっかりしていて、まるで 映画を観ているように次々と展開される。英語がネイティ ブレベルだったら、きっともっと楽しいんだろうなあ。きわ どいエスニックなジョークも飛ばしていた(はずだ)し、自 でもあるのだから当たり前か 由な雰囲気でおもしろかった。だが、自分が下手に指名され て舞台に上げられないだろうか、と余計な心配をしたりするほど好位置の前方席だったの は運がよかったのか、悪かったのか。
さて、明日は4時起きでフライト。帰りの飛行機は心地よい疲れできっと眠れるだろう。 今回も食べて、飲んでの食欲旅。旅のカロリーはかなりかき捨てにしたし、家に帰ったら あったかい汁蕎麦でもたぐろうか。
取材・文/藤村岳






