昭和を肌で知るイラストレーター×平成元年生まれの編集者対談
懐かしのスキー時代へ連れてって
昔懐かしいバブル時代のスキーブームに想いを馳せて。異なる時代に生まれた二人が語り合い、当時の風俗や文化を掘り起こす。
昔懐かしのスキーレジャーはロマンスが生まれやすい?
画伯なに? なに? ハシモトくんスキー始めるの? ウェア揃えたりして、これ以上服にお金使ったら破産しちゃうよ?
橋本やめてください(笑)。いや、今回の特集でスキーのこと調べていて思ったんですけど、バブル時代のスキーブームってどんな感じだったのかなぁと思って。
画伯ホント昭和が好きだな(笑)。でも確かに読者にとっても懐かしい時代だろうね。オレもちょうど師匠の穂積一夫先生が映画『私をスキーに連れてって』のポスターを描いていたとき、先生のアシスタントをしていたんだよ。
橋本え、そうなんですか!?
画伯まだ20代だったけどね。当時のスキーの熱気は凄かったなぁ。
橋本僕もその映画観ました。
画伯高速道路が開通して、リゾート施設がいっぱいできた頃だね。
橋本そういえば、映画でもクルマでゲレンデに向かっていました。
画伯昔は今みたいに駅直結のところなんてなかったからね。レジャーとクルマはセットが基本。それで渋滞もするから金曜仕事が終わるとそのまま深夜からクルマでみんなで向かったんだ。
橋本えー、深夜出発ですか!?