スーツ=Not only ビジネス
LOUIS GABRIEL NOUCHI/ルイ ガブリエル ヌイッチ
遂に迎えたスーツの自由化
仕事に臨むとき、冠婚葬祭に出席するとき、あるいはドレスコードを定められて。これまでスーツという服は、“着なければならない場面”で着るものであった。しかし装いの多様化・略式化が進むにつれて、スーツを着な くてもいい場面は年々増えている。これはビジネススタイルのカジュアル化も進めたが、一方で嗜好品としてのスーツが進化するという結果にも繋がった。目的に縛られないぶん、素材や色柄、シルエットのバリエーションもグッと広がり、さながらスーツの自由化というべき様相を呈している。リラックスしていても知性と品位が漂うスーツという服は、休日服に悩む大人の救世主にもなりえる。スーツは堅苦しいという概念は、もはや過去のものなのだ。
■Looking Back 2019
ビジネス以外でも“スーツが映えるシーン”を提案
こちらもバックナンバーより。本誌では今年、旅行やバー通いなどオフタイムでもスーツが映えるシーンを紹介してきた。大切なひとときだからこそ気分を盛り上げる服で臨みたい。スーツは、プライベートな時間をより特別に彩る装置なのだ。
※表示価格は税抜き
[MEN’S EX 2019年12月号の記事を再構成](スタッフクレジットは本誌に記載)