靴本来の品質と美しさが分かるのは、装飾を配した「ミニマル」スリッポン

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靴本来の美が浮かぶ、そぎ落とされた品位
左:J.M. WESTON 右:SANYO YAMACHO

【Minimal】靴本来の美が浮かぶ、そぎ落とされた品位

装飾性を極力排したミニマルデザインのスリッポンも、昨今は様々なブランドが提案。木型の完成度や吊り込みの技術など、靴本来の品質と美が浮かぶだけに、足元に静かな存在感を宿すことができる。

(左)J.M. WESTON / ジェイエムウエストン

甲部分に継ぎ目のないホールカットローファー。全体に“接ぎ”が少ないぶん革を贅沢に使う必要があり、また美しいフォルムを出すのに技術と手間を要する。ミニマルかつラグジュアリーな一足だ。15万2000円(ジェイエムウエストン 青山店)

(右)SANYO YAMACHO / 三陽山長

サイドゴアのデザインを短丈のスリッポンに融合させた「容之介」。すらりと研ぎ澄まされたスクエアトウが理知的な印象を醸し出している。ドレス感が高いので、スーツスタイルに合わせてもなんら遜色なし。7万3000円(SANYO SHOKAI)



※表示価格は税抜き
[MEN’S EX 2019年11月号の記事を再構成](スタッフクレジットは本誌に記載)

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