2代目イヴォークの変更点は?
ランドローバーのコンパクトSUV、イヴォークが2世代目にフルモデルチェンジした。イヴォークは2011年に初代が誕生して以来、ランドローバーのベストセラーになった。累計販売台数は、日本国内では1万台を、グローバルでは80万台を超えたという。
イヴォークの魅力はなんといってもそのスタイルにある。先代ではSUVでありながら、2ドアクーペ、さらにはカブリオレまでを設定していたが、この新型では残念ながらクーペの設定はないようだ。しかし、車体後方にいくにしたがって独特な傾斜をみせるルーフラインと、上昇するウエストラインがあり、そのあいだのピラーやウインドウをブラックアウトすることで、スポーティにみせるレンジローバーならではのデザイン手法は先代から変わることなく継承されている。
さらに新型では”Reductionism(リダクショニズム=還元主義)”をテーマに掲げ一層のシンプル化が図られている。フロントまわりのボンネット、グリル、ヘッドライト、バンパーなどが面一に、またドアハンドルがドアパネルに格納される、デプロイアブル・ドアハンドルを採用する点などは、上級モデルの「ヴェラール」譲りのものだ。