今月の買い足し
ドローコードパンツで”きちんと”&”ラク”を両立
“コンフォート”が必須キーワード化した昨今、年々増えているのがウエストを紐で締められるドローコードパンツ。より”きちんと顔”が充実する今季こそ買い足しどきだ。
※後編では、8つの人気ブランドのドローコードパンツをご紹介しています。関連記事:BEAMS中村達也の買い足しノート「ドローコードパンツ」後編
中村さんの選択はコレ
GIAB’S ARCHIVIO / ジャブス アルキヴィオ
リラックスパンツの快適さとドレスパンツの見た目を両立
プリーツ入りドローコードパンツ「マサッチョ タイプA」。クラシックなシャークスキンのウール素材だが、ポリウレタンをミックスすることで驚くほどストレッチ。腰骨部分のシャーリングとも相まって非常に快適だ。ドローコードは内側に引き抜いて隠すこともでき、ベルトループも付くため、普通のスラックスとしても穿ける。
去年までの定番スタイル
春夏の鉄板といえば紺ジャケ×白パン。クリース入りできちんと感も申し分ないが、穿き心地がよりラクなら理想的…。
一見ドレスパンツなきれいめ顔が今季主流に
M.E. 最近、ベルトをしなくても穿けるウエストドローコードのパンツが増えてきましたよね。
中村 そうですね。ただ、以前はカジュアルな素材やシルエットのものが主流で、少々気後れしていた方もいらっしゃるのでは。
M.E. 確かに、スウェット素材は大人らしく穿けるか不安…。
中村 ですが今季は、ドローコードさえ見せなければドレスパンツに見えるようなものが多く登場しているのです。写真のようにベルトループが付き、紐を隠して穿ける2WAY式のものも増えてきました。これなら、手持ちの定番パンツ感覚で穿けるはずです。
M.E. 実際、穿き心地はどんな感じなんですか?
中村 この見た目からは想像できないほど快適ですよ。ベルトをしなくていいだけでも快適ですし、シャーリングによってウエストが伸縮するので締め付け感がありません。が、だらしなく見えず、あくまできちんと着られるのがポイントなのです。休日用に一本持っておくと、凄く重宝しますよ。