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祖父の代から3代かけて、ステファノ ビジのネクタイは世界基準になった

ステファノ・ビジのネクタイ

イタリアに数多のタイ・メーカーがある中、毎年日本のショップで最も多くのオーダー会こなしているといっても過言でないのがステファノ ビジだ。初代がミラノにネクタイ工房を創業したのは1938年のこと。

それから、2代目を経て、現在は3代目となるステファノ・ビジ氏と姉のパオラ氏が指揮取っている。イタリア国内はもちろん、海外ではNY、ロンドン、香港の老舗ショップで展開され、日本でも伊勢丹メンズ、阪急メンズ、バーニーズ ニューヨーク、トゥモローランド、ソブリンハウス、エストネーション、シップスetc.多くの老舗ショップから絶大な支持を得ている。

また、アメリカのラグジュアリーマガジン「Robb Report」の、ジャンル別年間大賞を決める「The Best of Best」のメンズウェア部門で2016年、2017年と2年連続選出されたという実績も、このネクタイブランドの世界的評価を物語っている。



熟練職人の手仕事が生む、パーフェクトな作り(写真3枚)

ネクタイは100%made in Italy でイタリア生産。完璧なネクタイを制作するための一番最初の手段であるカッティングは、とても大切。まずはきれいに45度に線を引く。

ネクタイは100%made in Italy でイタリア生産。完璧なネクタイを制作するための一番最初の手段であるカッティングは、とても大切。まずはきれいに45度に線を引く。

そして製品になったとき生地がねじれないよう、繊維に対してきっちり45度の角度に手で裁断する。

そして製品になったとき生地がねじれないよう、繊維に対してきっちり45度の角度に手で裁断する。

芯地を入れた後は、ネクタイのセンターラインに、生地と芯地が完璧に固定されるよう、丁寧に縫われていく。タグやループもすべて手縫い。

芯地を入れた後は、ネクタイのセンターラインに、生地と芯地が完璧に固定されるよう、丁寧に縫われていく。タグやループもすべて手縫い。

2018年秋冬、いちおしの1本。シルクとウールメランジの、ガルザ織りストライプタイ。

2018年秋冬、いちおしの1本。シルクとウールメランジの、ガルザ織りストライプタイ。

茶色の部分も、よく見ると、実はグリーンのような色が混ざったメランジなので、グリーンの部分のガルザとも相性が良い。

茶色の部分も、よく見ると、実はグリーンのような色が混ざったメランジなので、グリーンの部分のガルザとも相性が良い。

ステファノ ビジの真骨頂、ストライプタイは、色とストライプの幅のバリエーションも豊富に揃う。

ステファノ ビジの真骨頂、ストライプタイは、色とストライプの幅のバリエーションも豊富に揃う。

2018年秋冬は、ややダークトーンのストライプも主流。

2018年秋冬は、ややダークトーンのストライプも主流。

タイだけでなく、ボウタイなども。

タイだけでなく、ボウタイなども。

シルクプリントも美しい色出し。

シルクプリントも美しい色出し。

全体的に黒い壁で囲まれたシックな展示。

全体的に黒い壁で囲まれたシックな展示。

こちらが、ステファノ ビジが得意とするネクタイ生地のプレゼン方法。

こちらが、ステファノ ビジが得意とするネクタイ生地のプレゼン方法。

同柄・色違いのネクタイ生地を複数重ね合わせて、ずらしながらタイの幅のように折っていく。

同柄・色違いのネクタイ生地を複数重ね合わせて、ずらしながらタイの幅のように折っていく。

次々と折っていくと、タイのバリエーションが広がったように見える。

次々と折っていくと、タイのバリエーションが広がったように見える。

にこやかにプレゼンするステファノ・ビジさん。

にこやかにプレゼンするステファノ・ビジさん。

ステファノ ビジの象徴的アイテムである、シルクストライプタイ。

ステファノ ビジの象徴的アイテムである、シルクストライプタイ。

ストライプタイをウール地にしたバージョンがこちら。

ストライプタイをウール地にしたバージョンがこちら。

シルクとメランジウールに、ガルザで小紋を織り込んだネクタイも自信作。

シルクとメランジウールに、ガルザで小紋を織り込んだネクタイも自信作。

生地を手に取ってみると、驚くほど柔らか。この柔らかで上質なメランジウール×シルクに、ガルザを小紋柄に織りこむのは、とても難しいのだそうだ。

生地を手に取ってみると、驚くほど柔らか。この柔らかで上質なメランジウール×シルクに、ガルザを小紋柄に織りこむのは、とても難しいのだそうだ。

相性のよい鉄板配色、アズーロ エ マローネ。

相性のよい鉄板配色、アズーロ エ マローネ。

細かい小紋の織りが美しい。

細かい小紋の織りが美しい。

織りの向きが異なる、太幅と細幅が組み合わさると、立体的な印象に。

織りの向きが異なる、太幅と細幅が組み合わさると、立体的な印象に。

遠めに見るとかなりシックだが、織りで細かな小紋が層になって表現されている。

遠めに見るとかなりシックだが、織りで細かな小紋が層になって表現されている。

ベースの赤に紺の糸が混ざっているので、赤単色よりもシックで落ち着いた印象になり、ネイビーのストライプが美しく馴染む。

ベースの赤に紺の糸が混ざっているので、赤単色よりもシックで落ち着いた印象になり、ネイビーのストライプが美しく馴染む。

紺スーツにもグレースーツにも相性抜群、紺地に白&グリーンの小紋。

紺スーツにもグレースーツにも相性抜群、紺地に白&グリーンの小紋。

裏のブランドネームもすべて手縫いだ。

裏のブランドネームもすべて手縫いだ。

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