いい靴を狙うなら、7万円・5万円・3万円台の”七五三”に注目。このスリープライスには、お値段以上のディテールや仕上げを施された靴が多く見られ、コスパの良い本格靴が揃っている。
関連記事
「5万円台」で見つけた買いの良靴
「7万円台」で見つけた買いの良靴
3万円
REGAL SHOE&CO.
リーガル シュー&カンパニーの「サドルラストプレーントウ」
足元が決まるボリューミーなラウンドトウ
水や埃の浸入を防ぐためのスリットウエルトをソールとアッパー間に挟み、ボリュームを出している。水に強いガラス加工の牛革や滑りにくいゴムソールで雨の日も活躍。グッドイヤー製法。
OTSUKA
オーツカの「OG-1001」
通勤向きのパンチトキャップトウ
スワンネックのステッチが美しい一足はほぼ手作業の九分仕立てゆえ、グッドイヤー製法の靴でも履き始めから柔らか。コルクパッドを重ねた快適ソールや雨に強いバーニッシュレザーも日常使いしやすい。
HANKYU MEN’S
阪急メンズのストレートチップ
老舗と共同開発した渾身のオリジナル
大塚製靴の木型を用いたオリジナルは、ウエストを絞り、小ぶりなヒールカップで優美さとフィット感を追求。仏アノネイ社のベガノカーフや、細く端正なステッチワークも美しい。グッドイヤー製法。
PERFETTO×WORLD FOOTWEAR GALLERY
ペルフェット×ワールド フットウェア ギャラリーのコインローファー
コインローファーながらスーツにも合う
スクエアトウのシャープな木型に、イタリアンカーフのアッパーやビブラム社のドレッシーなラバーソールを採用。細身ですっきりしたドレスローファーだ。グッドイヤー製法。
ESTNATION
エストネーションのストレートチップ
モードな雰囲気のコンフォートシューズ
ラバーソールで軽量化、セメント製法で返りをよくし、歩きやすくした一足。ハリを最小限に抑えたコバ部分は、ラバーで埋めることで防水 性もアップ。同時にモードなルックスにも貢献している。
CORDWAINER
コードウェイナーのクオーターブローグ
洒落っ気のあるスパニッシュシューズ
アデレイドとよばれる竪琴状の華やかな内羽根がスペインらしい。赤いインナーは吸湿性に優れたヌメ革、甲は最高級のイタリアンカーフを使用。グッドイヤー製法。
INTERESSA
インテレッサのダブルモンク
オンオフそつなくこなせるダブルモンク
スリムな形とは裏腹の、薄くて柔らかいアッパーに包み込まれるような履き心地はやみつきに。ソールもグリップ力のあるラバーを採用し、ドレス顔ながら高い実用性を備えている。グッドイヤー製法。
UNION IMPERIAL
ユニオン・インペリアルのUチップ
コストパフォーマンスの高さに定評あり
仏アノネイ社の上質なベガノカーフを用いながらも3万円台を実現。後方屈曲木型という立体的な独自ラストを採用し、踵の収まりも抜群。凝ったダブルステッチもアクセントに。グッドイヤー製法。
【まとめ】「3万円台」で見つけた買いの良靴8選(フォトギャラリー)
関連記事
「5万円台」で見つけた買いの良靴【今必要な本格靴決定版。】
「7万円台」で見つけた買いの良靴【今必要な本格靴決定版。】
[MEN’S EX2018年02月号の記事を再構成]
撮影/平井敬治、宇田川 淳、植野 淳、村上 健、岡田ナツ子、武蔵俊介、久保田彩子 スタイリング/武内雅英(CODE) ヘアメイク/勝間亮平(MASCULIN) 構成・文/POW-DER 文/竹石安宏、吉田 巌(十万馬力)、山田純貴、安岡将文、間中美希子、秦 大輔 撮影協力/モルテーニ東京