MEN’S EX2017年8月号「愛用品の『最短ケア』と『完璧メンテ』」の中から、前回の靴編に続き、ほぼ1分でできるシャツの袖口や襟まわりの「最短ケア」を、動画と合わせて紹介しよう。

襟・袖の黒ずみは洗濯前の3ステップでスッキリ落ちる！

ザ・ランドレス ブランディング マネージャー
大西あゆみさん
洗剤などファブリックケア用品の、最も効果的な活用方法を熟知。

動画と写真で手順をCheck！　シャツ袖の「最短ケア」

まずは今回も動画から。編集部・小曽根がトライしてみました。

続いて大西さんの解説で、手順を連続写真で確認。

手順１：洗濯石鹸を直接塗って
「皮脂で黒ずんだ箇所には固形の洗濯石鹸が効果的。洗濯機に入れる前に、消しゴムをかける要領で石鹸を塗り込んでいきましょう。シャツは水に濡らさなくてもOKです」

手順２：叩くようにブラッシング
「洗濯石鹸を塗った箇所にブラシをかけ、汚れを浮き出させていきます。あまりゴシゴシと擦ると生地を傷めてしまう恐れがあるため、軽く叩くようにしてブラッシング。ここでは袖の内側をケアしていますが、襟首の汚れも同じ要領で黒ずみをケアできます」

手順３：熱湯をかければ汚れが落ちる！
「80度くらいのお湯で流せば、黒ずみがかなり落ちるはずです。もしまだ黒ずみが残っていたら、もう一度ブラッシング→お湯で流すを繰り返し。その後、洗濯機にかければOKです。ただし、シルクやレーヨンなどデリケート素材はお湯に弱いため避けてください」

［MEN’S EX2017年8月号「愛用品の『最短ケア』と『完璧メンテ』」を再構成］
撮影／中西一朗、李 春湖（OWL）、吉岡教雄（ブロニカ）、上野 敦（プルミエジュアン）、久保田彩子　構成・文／POW-DER