ブライトリング
ナビタイマー 8 B01 クロノグラフ 43
ブランドの豊かな歴史から生まれた、回転計算尺のないナビタイマー
昨年経営体制が大きく変わり、新CEOとして数々のブランドで辣腕をふるったジョージ・カーン氏を迎えたブライトリング。「ナビタイマー 8」は、そのジョージ・カーン氏が最も注力する新たなパイロットウォッチコレクションだ。中でも「ナビタイマー 8 B01 クロノグラフ 43」は、自社開発製造のクロノグラフ・ムーブメント、Cal.01を搭載しており、コレクションのフラッグシップ的位置付け。従来のナビタイマーよりすっきりした顔立ちは、幅広いスタイル＆シーンに馴染むだろう。
ナビタイマーを名乗りながらベゼルに伝統の回転計算尺付きを装備しないことに戸惑うかもしれないが、じつはナビタイマーの歴史を振り返ると回転計算尺のないモデルや、クロノグラフではないモデルも存在する。ちなみに名称の中の”8″は、ウイリー・ブライトリングが軍民両用のコックピット計器やパイロットウォッチを製造するため1938年に設立したユイット・アビエーション部門に由来（ユイットはフランス語の8を意味し、当時ブライトリングが作るコックピット計器が8日間のパワーリザープを保証していたことから同部門の名に取り入れたらしい）。そんな伝統の数字を戴くだけに、「ナビタイマー 8」は、回転計算尺がなくとも、ブライトリングの航空分野のDNAがしっかり息づく魅力的なコレクションとなっている。
事実ご覧の「ナビタイマー 8 B01 クロノグラフ 43」のデザインには、同社1960年代製パイロットウォッチの面影が濃厚だ。同モデルには、同価格のブラックダイヤル、18Kレッドゴールド＋ブロンズダイヤル（228万円、下のフォトギャラリーで紹介）がラインナップされる。
ブライトリング ナビタイマー 8 B01 クロノグラフ 43のディテールをチェック！（写真8枚）
ブライトリング
ナビタイマー 8 B01 クロノグラフ 43
ケース径：43mm
ケース素材：ステンレススティール
ベルト素材：アリゲーター（尾錠タイプ）
ムーブメント：自動巻き（自社開発製造Cal.01）
価格：83万円
発売時期：2018年6月
お問い合わせ先：
ブライトリング・ジャパン Tel.03-3436-0011
http://www.breitling.co.jp/
ブライトリング ナビタイマー 8 のその他のラインナップは？
ナビタイマー 8 コレクションは旗艦モデルである「ナビタイマー 8 B01 クロノグラフ 43」の他に、Cal.B35を積んだワールドタイムモデルの「ナビタイマー 8 B35 オートマチック ユニタイム 43」（88万円〜）、バルジュー7750ベースのCal.13を搭載した「ナビタイマー 8 クロノグラフ 43」（60万円〜）、大きな曜日表示を持つ「ナビタイマー 8 オートマチック デイ＆デイト 41」（45万円〜）、最もシンプルな「ナビタイマー 8 オートマチック 41」（42万円〜）で構成される。あわせて下のフォトギャラリーにてご紹介しよう。
ブライトリング ナビタイマー 8 コレクションをチェック！（写真20枚）
撮影／岸田克法 文／吉田 巌（十万馬力）
※表示価格は税抜き
