男の札幌ひとり旅【穴場グルメ編】スープカレー、ちょい飲み、シメパフェまでとことん楽しむ!

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すすきのの夜は更け、予想外にシメパフェまで堪能

札幌の有名店
ここに行列ができていないのはめずらしいという有名店”佐藤”。ビーストキッチンのはす向かい

店を出てはす向かいを見ると雰囲気のよさそうなところがある。そこで偶然にも出合ってしまったのが「パフェ、珈琲、酒、佐藤」。シメパフェ発祥の地・札幌でも一二を争う有名店だと、後から知った。普段は行列しているらしいが、ボクが見たときは誰もいなかった。外からのぞくとカウンターに空きがある。これは「行くべし」という天啓だろう。

シメパフェ
札幌市民の間では流行から定番へと昇格したシメパフェ

吸い込まれるように着席し、”塩キャラメルとピスタチオ”のパフェを頼む。パフェの王道”季節フルーツ”や”ショコラとマンゴー”にも惹かれたが、やはり大好物のピスタチオ一択だ。写真ではわかりづらいが、かなりのボリュームで食べきれるだろうかとやや不安になるほど。濃厚な2種類のアイスの下には爽やかな酸味のカシスムース、ミルキーなソフトクリーム、さっぱりとしたリンゴのジュレが層を重ねる。それぞれを別々に食べて味を確かめた後は、いろいろと組み合わせて口中でハーモニーを楽しむ。そうこうしているうちに最初の完食の不安はどこへやら、瞬く間に胃の中へ消えた。ふと見回すと満席で、外には行列もできていた。「そうか、シメだからみんな飲んだ後に来るのか」と納得。寒い札幌の夜に冷たいパフェ。酔狂だが得心した。

つづく

取材・文/藤村 岳

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凍った雪道に四苦八苦しながらやっとたどり着く。写真を撮っていたらガイドツアーに間に合わず

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ひとりで見学してもそれなりにおもしろい。レトロな広告は今、見ても美しい

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お待ちかねの試飲タイム。泡が少ないのは撮影に手間取ってしまったから

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やっぱりビール。サッポロではなくアサヒだった

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脂の乗ったサバとにカラシしょうゆがからんで、アテに最高

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大ぶりの牡蠣が3つも! 濃厚でうま味が凝縮している

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お目当ての羊肉を使ったラビオリ。これを食べに札幌に来たといっても過言ではない

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刺し盛りが美しい。真っ当な日本酒“松の司”と合わせて

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ハーフでこのボリューム! 焦がしたウニソースがたまらない

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メニューで見かけると反射的に頼む“ハムカツ”。揚げたてアツアツ

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